ON師 説明

野坂先生を挟んで左側が酒井君右側が炭谷君
野坂先生を挟んで左側が酒井君右側が炭谷君
情報基盤センター 野坂 政司教授

取材協力
 酒井  雄人 君(工学部3年)
 炭谷  隆夫 君(農学部3年)

 今回の「ON師」は、情報基盤センター教授として、学部生には英語と総合科目「人間と文化」の一科目である「素晴らしきデジタルコンテンツの世界」を教える野坂政司教授。
 本学のOBでもある野坂先生は、子どもの時に少林寺拳法を始め、その道四十余年の大ベテラン。もちろん、本学在籍時にも少林寺拳法部に所属されていた。いまではご自宅に道場を持って地域にも貢献されている。当然ながら、本学少林寺拳法部の顧問兼監督であられるとともに、他にも居合道部を始め、何とジャズ研究会の顧問も務められているという、言わば、文武両道の達人である。
 ということで、今回は、少林寺拳法部の学生酒井雄人君(工学部3年)と炭谷隆夫君(農学部3年)に野坂先生の取材をお願いした。
学生「本学の文学部卒業ということですが、やっぱり文学青年だったんですか?」
先生「昔から、本は好きだったね。幼い頃は身体が弱くてよく家で休んでばかりいたんだ。兄弟が多かったので、自然と兄や姉の本を見つけては、おもしろそうな本を読んでいたね。」
学生「ところで、少林寺拳法との出会いのきっかけは?」
先生 「中学生の頃、兄がカッパブックスの少林寺拳法の本を買ってきて・・・、それを読んでハマった(笑)。」
学生 「やっぱり、出会いは本なんですね(笑)」
学生「先生はジャズ研の顧問もされていますが、やっぱりジャズも究めていらっしゃるんですか?」
先生「これもまた、兄からの影響なんだけど、中学の頃、チャールズ・ミンガスの「直立猿人」というアルバムを聴かせてもらって、世の中にこんな音楽があるのかと衝撃を受けた。それからいろいろな曲を聴いたな。」
学生 「いまのお勧めは何ですか?」
先生「やっぱり、マイルス・デイヴィスあたりがお勧だね。」
学生「ご自分で演奏されたりするんですか?」
先生「高校の時にフラメンコギターをやっていたよ。でも、ギターを弾くには爪を伸ばさなきゃいけないから、少林寺拳法とギターとどちらをとるか、選択を迫られて、結局、少林寺を選んだんだ。」
  「いまはね、ポエトリー・リーディングといって、自分で書いた詩を生演奏の音楽にのせて朗読するという分野に入り込み、もう20年くらい続けているよ。」
学生「えー、それじゃ、ポエトリー・少林寺ってのはどうでしょうか。僕たちの演武に合わせて朗読してください(笑)」
先生 「??」
ポエトリー・リーディング中の野坂先生
ポエトリー・リーディング中の野坂先生

指導中の野坂先生
指導中の野坂先生
学生「お忙しい日々の過ごし方の秘訣ってありますか?」
先生「効率よく用事をこなす努力はしているよ。用事に対して自分から積極的に取り組むことで、疲れを疲れと思わないように仕事をしているんだ。」
学生「ポジティブな疲れ方ということですね〜♪」
先生「一日か二日くらいは寝ないでも大丈夫 だよ。恩師からは「学問は体力だ」と指導を受けていたんだ。」
学生 「すご・・・!」
先生 「君たちにも体力が必要だな〜。このくらいにして、さあ、道場に行くぞ!」
学生 「(汗)」




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