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今回、登場いただくのは「少林寺拳法部」である。同部は、本年2月にイギリスのグラスゴー大学の少林寺拳法部と姉妹クラブ交流を締結した。調印式のために、本学から顧問の野坂政司先生(情報基盤センター教授・今号「ON師」に登場)をはじめ、部員の学生たちが訪英し、現地の学生たちと交流した。
この11月、今度はグラスゴー大学側が本学を訪れたとの情報が入ったので、少林寺拳法部の紹介を兼ねて、主将の上松由昌君(理学部2年)に報告願った。 |
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さっそくですが皆さん、「少林寺拳法」って、ご存知ですか?「中国の拳法?」…ちょっと違います。じつは少林寺拳法は、日本で生まれたとても使える護身術なのです。例えば街で絡まれた時や痴漢に会った時など、少林寺拳法を使えばスマートに相手を制してしまうことが出来ます。普段の練習では、実際に使える技の練習のほか、習った技をどのように実際に使うかの練習、そして大会で行う“演武”というものの練習をしています。
そんな北大少林寺拳法部ですが、実は国際交流も行っています!つい先日、11月10日〜15日までの6日間、姉妹クラブ交流の締結をしているイギリス・グラスゴー大学の少林寺拳法部員が札幌を訪れ、部員の家にホームステイをし、合同練習、観光、交流会などと、楽しく過ごしました。
では、交流をした部員に、話を聞いてみたいと思います。
▼イギリスの部員と一緒に練習をしてみて、どうでしたか?
「日本にいて、外国の人と話す機会というのもあまりない生活を送っていましたが、今回イギリスの人と話せる、そして練習も一緒にできるということで楽しみにしていました。実際にイギリスの部員と練習をして、言葉の壁というものは確かに存在しましたが、共に少林寺拳法を練習している仲間であるという連帯感からか、その壁も容易に低くなり、一緒に気持ちのいい汗をかくことができました。」
「でも、イギリス人は実際、デカくてゴツイ人が多いですね。2mくらいの人もいて、技をかけるのにはなかなか苦労しました。」
▼観光、ホームステイ、そして交流会など、練習以外でも交流がありましたね?
「お酒の力を効果的に借りると日本人とイギリス人が混じって大いに盛り上がりました(笑)。」
「今回は、部員の家にホームステイをしてもらいました。というのも、今年の2月に訪英した際にも、グラスゴー大学の部員の家に、ホームステイをさせてもらったからなんです。その時は、イギリス人の生活というものを体験できて、非常に楽しかったので、今回はぜひ彼らに日本の生活を体験させてあげたいという思いがありました。布団などは当然足りず寝袋に寝てもらったため、体力的には少しきつかったかもしれませんが面白かったと言ってくれました。また、今度はもう一度、イギリスを訪れて、ホームステイさせてもらいたいなという思いもわいてきました。」
本年2月に、我が少林寺拳法部がイギリスを訪れ、交流締結の調印式を行った際は、すごく厳粛な雰囲気がして、これから永続的に両クラブが交流し、次の世代に繋げて行かなければならないという気持ちになりました。
この記事を読んで少しでも興味を抱かれた方は、ぜひ少林寺拳法部を見学に来てみてください。
少林寺拳法未経験者でも歓迎です。お待ちしています! |
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8月21日、中国広東省の聯合(れんごう)国際学院の学生たちが北大を訪れた。目的は、本学弓道部の学生たちとの交流。本交流の発端は、北海道国際貿易促進協会が「2007日中文化・スポーツ交流年」にちなんで同学院の学生22人を「教育文化・体育交流団」として北海道に招待したことがきっかけ。一行の引率者の中に、本学弓道部の須田泰行監督の友人であり、中国での弓道の普及に尽力されている内藤敬さん(日本人教師)が含まれていたことから、本学学生との交流が実現したものだ。
当日は、この春、新装となった北大弓道場において合同練習を行ったとともに、茶話会を開いて楽しんだ。本学弓道部主務の白川遼(文学部3年)君は、「最初は、お互いにたどたどしい英語で会話をしたのでとまどいました。ところが、漢字で筆談をするとスラスラ伝わったり、ジェスチャーを交えると笑いが起きたりで、本当に楽しい交流ができました。」と話していた。
今回の交流がきっかけとなり、聯合国際学院では、日本の部活動のやり方などの調査のために、大学幹部を含めて再来日することになったとか。弓道部の学生たちは、今から再会を楽しみにしている。 |
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