「サタデースクール」は子どもたちの居場所作りを目的としたボランティア活動を行なっている団体です。ボランティアスタッフ、参加してくれている子どもたちまた保護者の皆さんには「サタスク」という呼び名で定着している私たちの活動ですが、元気プロジェクトに採択されたのは昨年に続き2度目で、昨年度に採択と同時に活動を始め1年半がたとうとしています。「Let's中央」という札幌市中央勤労青少年ホームで、こちらのスタッフの方々の協力を得ながら活動しており、名前から察しが付くとは思いますが、毎週土曜日に活動を行なっています。午後1時から4時までの3時間の活動ですが、そのうちの2時間を遊び支援の時間、1時間を学習支援の時間としています。
遊び支援の時間は子どもたちが自由に遊べる時間としていて特に決まったことはしていません。ボランティアは子どもたちの遊びをサポートします。みんなでゲームをするときもあれば、それぞれ絵を買いたり、工作をしたり・・・その日の子どもたちの気分とメンバー、参加人数によって毎回することはばらばらですが、子どもたちを主体にしてその日の活動を行なうようにしています。参加してくれている子どもたちは小学1年生から高校生までと幅広く、また住んでいるところも異なり、札幌市全域、または市外から来てくれる子もいます。もともと見ず知らずの子どもたちの間に入り仲を取り持つのもボランティアの仕事。特に学年の違う子供同士が遊ぶ機会というのは学校ではあまり無いと思うので、そこがサタスクならではのよさではないかと思っています。
学習の時間では子どもたちにそれぞれ勉強道具を持ってきてもらい、基本的には自習のような形で行なっています。ボランティアは隣に座って、何か分からないところがあれば教えてあげたり、また集中して勉強できる子の場合はボランティアも隣で自分の勉強をしているということもあります。小学校低学年の子どもたちにとっては集中して1時間椅子に座って勉強をするということだけでもとっても大変。そんな子どもたちに少しでも1人で勉強できる時間を増やせるようにお手伝いするのもボランティアの役割です。
毎週の活動は基本的には上で述べたような遊び支援と学習支援で進めていますが、このほかに月に1度か2度「特別企画」を行っています。特別企画は3時間の活動時間をフルに使った企画を行います。今までだと、お菓子作り、凧揚げ、また青少年科学館への見学、クリスマス会などの季節に合わせたイベントなどを企画し実施してきました。いつもと違う活動を行うので準備は大変ですが、普段の活動時には見られないような子供たちの楽しそうな様子や笑顔も見られ、特別企画はサタスクにとって欠かせないものになっています。
サタスクでは参加してくださるボランティアの方を募集してます。今いるスタッフも文系理系問わずさまざまな学部の方が参加してくれています。参加してみたいという方は見学だけでも可能なので気軽に連絡ください!
よろしくお願いします☆ |