緊急告知

麻疹(はしか)の感染防止について

北海道大学保健管理センター
  今年に入ってから全国的に麻疹(はしか)が流行する傾向にあり、札幌市内の大学でも感染例が報告されております。麻疹は感染力が強いウイルス性感染症です。本学では、感染者は確認されておりませんが、学内での感染(拡大)防止のために、次のことを厳守して下さい。

1.現在、発熱や発疹などの症状のない方
  過去に麻疹にかかったことがあるか、ワクチン接種を受けたことがあるか、御家族に確認して下さい(母子手帳を見るとワクチン接種歴が分かります)。どちらもない方にはワクチン接種をお薦めします。分からない方は、病院で抗体検査を受けた上で、必要に応じてワクチン接種をして下さい。

2.これまでに麻疹にかかったことがなく、発熱や発疹などの症状がある方
・発熱を伴う咳・鼻水などの風邪症状、目の充血:2〜4日持続
・熱が下がった後に口内の頬の裏側に赤い縁取りのある白い斑点(コプリック斑)が現れる
・1〜2日後から、再度発熱し、皮膚(顔や頚─胴体─四肢の順)に発疹(赤いぶつぶつ)ができる

以上の症状がある時には、登校、出勤を見合わせ、医療機関を受診して下さい。
麻疹と診断されたら、必ず保健管理センター(下記)に電話で連絡して下さい。熱が下がってから3日たつまでは登校、出勤を見合わせて下さい(学校保健法)。


麻疹にかかった人と接触した場合
・保健管理センター(下記)に電話でご相談下さい。
・麻疹にかかったことがなく、予防接種をしていない人が麻疹患者へ接触した場合の、ワクチン接種については医療機関に相談して下さい。


北海道大学保健管理センター内科 内線 3622/2028




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