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 「高等教育機能開発総合センター」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、併せて「記入用紙」も備えています。
 みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など、この投書箱に寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 以下、前回(第125号)以降に掲示した「学生の声」を紹介します。
なお、掲載にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正している場合があります。誌面の都合上、建設的なご意見を優先していますが、寄せられたすべての声は、ホームページ版に公開しています。(http://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/index.html

【掲示日:平成19年11月29日】無記名の学生からの投書

Q 1)サークル会館印刷室について
  最近サークル会館印刷室の利用のしかたがとても悪い。リソグラフをコピー機代わりに利用して、10部に満たない数を印刷したり、印刷をしていなくても紙の裁断や切り貼り、書き込みなどを印刷室の中で行っていたり、印刷室を数時間占拠する団体が非常に多い。数時間待たされた挙げ句その日の利用時間が終わってしまうことも少なくない。
  そもそもこれだけのサークル数がある大学の印刷室にリソグラフが1台しか設置されていないのも疑問であるが、印刷室について以下のことを要望したい。
1. 印刷室の利用方法の徹底
 ・ 10部以上の印刷に限る
 ・ 裁断などを行う際は、その間次の団体にリソグラフの利用を譲る
 ・ 枚数が多い際には必ず人員を増やして印刷を行う(数千枚刷るのに1名で行っている団体もある)
2. 印刷機自体の増設
 ・ リソグラフは既に寿命がきているとか。少なくとも2台はほしいところである。
 ・ コピー機の設置(旧BOXにある1台を移しても良いのでは?)
2) サークル会館について
  老朽化も進み、サークルの団体数や特定の団の団員数の増加で、サークル会館は利用しづらくなってきている。交響楽団は階段や廊下で活動しているし、軽音のバンドは音が廊下や外に漏れてうるさい時もあり(他のサークルについてもそうだが防音設備がない)。混声合唱は別館にも収まりきらない人数であるなど、ここに挙げた以外にも多くのサークルにとって活動場所として活動しにくい状況である。対応策や計画中であるという第2サークル会館(規模、設備、着工・完成予定等)について教えて頂きたい。
(学務部学生支援課からの回答)

A 1)サークル会館印刷室について
  サークル会館では、公認学生団体(以下「公認サークル」という。)の課外活動の使用に限定して、同会館印刷室にある印刷機(リソグラフ)を使用できるようにしています。
  同印刷機の利用は、平日(土日及び祝日並びに閉館日を除く。)午前9時から午後5時までになっており、利用方法については、印刷室内に「印刷機使用上の注意」(別紙)を掲示しています。
 要望のありました使用方法については、「印刷機使用上の注意」に要望の趣旨を追加して記載することとします。
 なお、印刷機(リソグラフ)の更新・増設については、高額のため予算の関係で難しい状況ですが、製造が既に中止されている機器ということもあり、部品の入手も容易でないことから更新できるよう努力して行きたいと思います。
2)サークル会館について
  現在のサークル会館は1981年(昭和56年)5月に竣工したものです。その後も現在まで26年間、補修・練習室等の模様替え等を実施していますが、体育館等の他の課外活動施設同様、傷みが目立って来ています。
  公認サークルの漸増、部員数の増加等もあり、音楽系団体用の簡易防音設備を設けた第2サークル開館建設を申請しています。その概要は、大練習室、中練習室、個人用の小型練習室等のほか、ある程度の物品(楽器等)を納める器具庫を備えた施設となっています。しかし、現状ではより緊急性の高い講義棟などの改修工事が優先されていますので、具体化できるよう継続して要求していくことにしております。

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【掲示日:平成19年12月7日】理学部1年の学生からの投書

Q  北大の教養棟あたりは過剰に暖房を使っていると思います。授業中に具合が悪くなるほどなので、全体として利用頻度を低くしてください。
(学務部学生支援課からの回答)

A  室温調整が自在にできない暖房であるため、学生の皆さんには、不自由をおかけしております。
高等教育機能開発総合センターの暖房設備は、ボイラ技士が集中的に管理する蒸気ボイラであり、毎年、冬本番を迎える前に同ボイラの点検調整が必要となります。
  本年は10月18日(木)から31日(水)までの間に1日に1〜2回、暖房の試験通気が実施されました。同通気の目的は、外気温に関係なく蒸気の最大出力時において、暖房設備等に問題がないか点検調整することにあるので、過剰と思える通気があったのかと思われます。
  11月からは、適切な室温を維持するために、本格的な暖房通気を行いますが、集中管理のため各教室の温度のむらが生ずることがあります。この場合は、暖房機の横にある調整バブルを開閉することにより蒸気量を調節できます。ご協力願います。
  なおかつ、温度にむらが生じる場合は教務課窓口まで、ご連絡願います。



【掲示日:平成19年12月19日】工学部1年の学生からの投書

Q  英語・の●●の授業に毎回のごとく泣かされています。
  まず、3回休んだら不可にすると言われ、小テストで全然できなかったら欠席扱いにすると言っていたくせに、授業中での質問に「分かりません。」と言っただけで欠席にしました。おそらく今まで気づかれないけど欠席にされた人がいるのではないかと思います。それだけならまだいいのですが、取りあえず英語の訳がわからないと言ったら、「分かるまで予習してこいよ。」と言われる始末。分からなくて授業に出ているのに、予習の段階で全て理解するまでやらせますか。分かっていてたら(授業)に出ていないです。それなのに分かるまで寝ずにやれだの、親が金払って大学来ているのに無駄だから大学やめれだのと、他の授業ではほとんど聞いたことのない非常識な発言をいつも言うのです。この間「参加する気がないなら来なくていいから。」と言われました。この授業とらないと単位がとれないから仕方なく来ているのですが、●●は落とす気満々なので癪にさわります。
  あれは授業を利用したイジメです。単位を楯にされたら、我々大学生は反抗できません。必修だから来ているのであって、選択だったら休んでいる。それを「別に落ちてもかまわないよ。来年もっと優しい先生に単位をもらえばいい。私がやるわけではないし。」と言いました。下手したら、不可が5割を超えるかもしれないだけに怖いです。人が責められているのを聞くのは本当に心が痛みます。自分が言われた時には自分の無力さをねちねち責められてつらいです。
 やめさせてくれませんか
 多分●●の授業受けている人の全員がそう思っていると思います。
(「英語・」授業担当教員からの回答)

A  単位認定の基準として、授業以外の予習・復習が含まれている旨を初回の講義において説明した上で、授業では予習を重視することを伝え、あまりにも予習が不十分である場合、欠席扱いにすることについても説明しています。具体的には、パラグラフの要約、パラグラフの内容に関する質問を考える、などが学生の予習に含まれますが、投書の学生の場合、これらの予習をあまりにも怠っていたため、欠席扱いということにしたのだと思います。
  また、わからないという答えを認めない、というのも、最初に学生たちに話しています。授業で扱っているテキストの場合、大抵のことは、辞書等で調べた上できちんと考えれば、何らかの答えに行き着けるはずで、わからないという場合、辞書をきちんとひいていない、といった理由からであることがほとんどです。わからないことは自分の力で調べ、そして自分の頭で考える、ということができる様になって欲しいと考えており、その旨最初の授業で、あるいはその後の授業でも、繰り返し話しております。
  また、例年「不可」を与えるのは、主に出席をしていない場合である旨も最初の講義において話しており、投書の学生は、きちんと出席した上でこちらの話を聞いていなかったのではないかと思われます。
  学校を辞めろ云々については、受講態度の悪い学生があまりにも目についた際に、大学で学ぶということ全般について話したものです。親が大変な苦労をして貯めたお金で大学に通っていることを忘れるべきではない、そのことはいつも自覚していなければいけない、というのが、言いたかったことです。
  以上の点について、理解をしてほしいと思います。ただ、強い表現になってしまった場合もあり、それについては今後気をつける様にしたいと思います。

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【掲示日:平成19年12月7日】工学部1年の学生からの投書

Q  体育館前のベンチの所に2箇所設置してある灰皿も定期的に清浄してほしい。
(学務部学生支援課からの回答)

A  ご指摘ありがとうございます。
  同灰皿については、大学では設置していないため、清掃されず吸い殻が灰皿に溢れる状態が続いていたものと思われます。
  キャンパス内でのタバコの吸い殻の放置は、美感上からも好ましくありませんので、すでに灰皿を撤去しております。



【掲示日:平成19年12月16日】薬学部2年の学生からの投書

Q  線形代数学・の●●先生の講義について一言いいたいことがあります。それは出席の取り方なのですが、先生は講義の終わりに小テストを行うのですが、そのテストが解けた学生から帰っていい、解けない学生は解けるまで残るという方針です。
  前回の講義の時、私はテストが終わらず、6時20分くらいになってバイトがあったので、テストを提出せず急いで帰りました。当然欠席扱いであり、あげくバイトにも遅刻してしまいバイト先の人達に迷惑をかけてしましました。
  先生のお気持ちも分かりますが、同時に色々な事情を抱えた学生達が出席しているのですからせめて、時間内に講義を終わらせてもらいたいと思います。
(全学教育「数学」科目責任者からの回答)

A  線形代数学・の授業において講義時間が延長された件ですが、 担当教員に直接連絡し状況を確認しました。
 担当教員は、終了の時刻を過ぎても課題に取り組んでいる学生諸君がいたので中断せずそのまま続けて考えてもらったということでした。
 また、 講義中の課題については他の学生と相談したり教員にヒントをもらうことも良いとしているとのことです。
 なお、今回のような場合は、個人的事情を教員に説明して退室しても差し支えないということを担当教員には確認しました。
 一般的に講義の時間が予定外に伸びることがあります。それについて我々教員もなるべく気を付けますが、不都合なことがあったり、要望がある場合には、恐れず教員とコミュニケーションを取ってその場で伝えることをおすすめいたします。

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