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3月14日(金)、平成19年北大えるむ賞の授与式が行われ、佐伯浩総長から1団体・1個人に表彰状と記念品が贈呈されました。
北大えるむ賞は、本学の伝統である全人教育の充実のため、学生の課外活動・社会活動を積極的に支援することを目的として、平成9年に創設された表彰制度です。
今回受賞された団体・個人及び受賞理由は次のとおりです。 |
北海道大学混成合唱団
平成19年11月に東京都で開催された「第60回全日本合唱コンクール」(全日本合唱連盟・朝日新聞社主催)に初出場。大学部門Bグループ(33人以上の部)において金賞(2位)に輝いたことは、課外活動の成果が特に顕著であり、本学の名誉を著しく高めたものとして評価されました。 |
落語研究会成田 芳(なりた かおる)教育学部4年〔平成20年3月卒業〕
平成19年2月に岐阜市で開催された「第4回全日本学生落語選手権・策伝大賞」(岐阜市、岐阜市笑いと感動のまちづくり実行委員会、NHK岐阜放送局主催)において準優勝に輝いたことは、課外活動の成果が特に顕著であり、本学の名誉を著しく高めたものとして評価されました。 |
混声合唱団は、道内でも最多となる101人の団員数を有する大所帯なので、団長以下、指揮者やパートリーダーが「まとめ役」となって奮闘されたようです。指揮者の安積鷹彦君(法学部新4年)は、「皆の意識を高めることや自分の振る舞いにも気をつけています。」と話していました。同部は、これまで46回を数える定期演奏会や市民合唱祭、そして中学校や各種イベントへの訪問演奏などを行っており、その都度、団員の総意で年度計画を立てながら積極的な活動を行っているとのことで、今後も地域の文化振興への貢献を期待しています。
落語研究会所属の成田君の活躍ぶりは、本誌125号(8月号)でも紹介させていただきました。これまでは、日頃から本物の落語に接したり、本職の落語家から指導を受けるといった恵まれた環境にある関東圏・関西圏の学生たちがアマチュア落語会のトップを独占していましたが、最も権威のある本大会で北海道の学生が「準優勝」を勝ち取ったことは本当に画期的な出来事でした。成田君は、4月から札幌市内の中学校で社会科の先生になられましたが、「落語を通して相手の気持ちが解るようになったので、今後は教育者として生かしていきたい。」と熱き思いを語っていました。
新入生の皆さん、北大えるむ賞では、課外活動で優秀な成績をおさめたり、社会活動で優れた評価を受けるほか、人間形成において地味ながら優れた活動を行っている方も積極的に取り上げていますので、在学中、自己研鑽に努められ、やがては北大えるむ賞に応募していただくことを期待しています。 |
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