voice


 「高等教育機能開発総合センター」には、E棟1階の学務部事務室前とE棟2階・3階に投書箱「学生の声」を設置し、併せて「記入用紙」も備えています。
 みなさんが疑問に思う事や改善して欲しい事など、この投書箱に寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 以下、前回(第126号)以降に掲示した「学生の声」を紹介します。
なお、掲載にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正している場合があります。誌面の都合上、建設的なご意見を優先していますが、寄せられたすべての声は、ホームページ版に公開しています。(http://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/index.html

【掲示日:平成20年2月14日】医学部保健学科2年の学生からの投書

Q  そろそろ期末考査が始まります。そこで追試等に関する質問です。
  なぜ部活動の大会による欠席を選手しか認めないのでしょうか。応援に来る仲間・後輩・マネージャーみんなで全力で部活に取り組んでいるはずです。少なくとも僕の部活ではマネージャがいないと遠征の負担が大きくなり、試合どころではありません。また応援も勝利に関わる大事な要素だと思っています。
  応援やマネージャにもテスト等での救済措置を与えてくれるようお願いします。試合には出場しないけれども一緒に戦う仲間です。
(学務部教務課からの回答)

A  ご要望のありました件について、大学としては、学生はまず学業が最優先であるというのが基本的な考え方です。その一方で、課外活動における公式な試合への参加については一定の配慮をすべきとの考えのもとに、選手については、追試験申請の対象者として認めています。ただ、この追試験申請の対象者をマネージャーや応援にまで広げることは、現状では困難であるというのが全学教育における判断です。
  学生の皆さんには、できる限り学業を優先していただきたいという大学の基本的な考え方に、ご理解いただけるようよろしくお願いいたします。

▲ページトップへ


【掲示日:平成20年2月15日】無記名の学生からの投書

Q 北大の図書館は図書の数も種類も豊富で、自分も便利に利用させていただいております。ですが、残念なことにあまり利用者側の利用態度が良くないように思います。本に対する書き込み、ライン引き(今までは昔の学生の書き込みが残っているのかと思っていましたが、2006年刷の本に書き込みがあるのを見て、最近の利用によるものと確信しました)、飲食しながらの図書館の利用、また借りた図書を期限内に返却しないなど、他の利用者にも迷惑のかかる行為が特に目に余ります。図書館側の業務もたいへん忙しいこととは思いますが、新入生全員を強制対象とした利用方法のガイダンスなどを設けてはいかがでしょうか。ガイダンスがなければ正しく図書館を利用できない人がいるというのも悲しいことだと思いますが、図書館の秩序を守るためにも、なんらかの対策があってほしいです。
(附属図書館からの回答)

A いつも図書館を利用いただき有り難うございます。
  「利用者側の利用態度が良くない。」というご指摘に対して回答いたします。ご指摘のとおり、図書館の図書や雑誌への「書き込み・ライン引き」や「返却期日を守らない」利用者がいます。図書館では「書き込み・ライン引き」を発見した時は、消しゴム等で消すようにしていますが跡が残ったりして次の利用者が使用する時は不快に感じられることもあると思います。また、ボールペン等で書き込まれたものについては、同じ本を購入するようにしています。
  「返却期日を守らない」利用者については、電話等で借用者に返却するよう連絡をしておりますが、借用者の中には、なかなか返却されない方がいて図書館としても苦慮しています。
  「図書館の本は、他の人と一緒に利用している」という意識を利用者全員が持っていただけたら、上記のようなことは少なくなるのではないかと考えます。新入生全員を対象とした利用方法のガイダンスについては検討いたします。しかし、これらの行為は、人から借りた物は元のままの状態で約束の日時までに返すという、図書館のマナー以前の、社会人として当たり前のことが守られないということであるとも言えます。北大の学生にこのようないわばマナー以前のことについて、ガイダンスをしなければならないとしたら悲しいことだといわざるを得ません。
  なお、飲食をしながらの図書館利用については、各閲覧机に飲食禁止等の案内を貼り付け、また、職員の巡回による注意を促しています。ただし、本分館の閲覧室内では蓋の付いたペットボトル等の飲料水の飲食は可能としています。この件に関しても利用者のマナーの向上に期待しています。
  図書館としても、図書館の学習環境の向上に取り組んでいます。今後ともお気付きの点がありましたらご連絡いただけますよう宜しくお願いいたします。



【掲示日:平成20年2月20日】無記名の学生からの投書(類似質問2件)

Q 木曜1限、「○○○○」で、行ってから休講にするのは本当に困ります。きちんと掲示板があるんだから、それを使って事前に連絡してもらいたいです。行っていない人が多い中、きちんと行った人が時間を無駄にするようなことがないようにしてください。これでは行き損なので、来ない人が増えても文句は言えないと思います。
(授業担当教員からの回答)

A  通常、学会や事前に把握できる休講は前もって講義中や全学の休講掲示を用いて通知しています。特に、一講時目の授業なので配慮しています。
  ご質問のあった日は、朝起きた時点で、急性腰痛(ぎっくり腰)をおこし、やむなく急の休講となりました。そのためTAに授業時間に教室において、事情説明を依頼し対応いたしました。TAから事情説明があったはずです。
  ご迷惑おかけしましたが、上記のような事情であり、やむをえずの休講となったことをご理解ください。

▲ページトップへ


【掲示日:平成20年3月7日】水産学部の学生からの投書

Q 1月半ば頃、教養館正面入口に4〜5台の乗用車があり、非常に通り辛かった日がありました。ここまでひどい日は他にはなかったようですが、正面入口前を駐車場代わりにされるのは不快です。十分な駐車スペースが無いのであれば、その旨を告知し、公共交通機関や徒歩での来訪を促すべきではないでしょうか。少なくとも生徒は皆そうしているわけですし。それとも権力のある方は特別扱いなのでしょうか ?
(学務部学生支援課からの回答)

A  高等教育機能開発総合センター正面玄関前に乗用車が駐車しており、非常に通行し辛いとの投書を拝見しました。通行の際にご迷惑をおかけしました。
  同センターでは、建物の修理や物品の納品等で業者が多数出入りするため正面玄関前に駐車車両が集中することがあります。
  本件につきましては、学生の通行及び安全を最優先と考え、乗用車利用の方に対し正面玄関前に駐車したままにしないで、荷物の積み降ろし等が終了した後は速やかに同センター所定の駐車スペースへ車両の移動をお願いするよう、正面玄関入口付近に掲示し協力願うことにしました。
  ただし、例外として、概ね4トン以上のバス・トラック等の大型車両については、同センター所定の駐車スペース内において車両の方向転換がし辛いため、一時的に同センター正面玄関前への駐車を認めることとしたのでご了承願います。



【掲示日:平成20年3月7日】文学部1年の学生からの投書

Q 私は、金曜二限の英語演習科目を履修している者ですが、授業担当の●●先生が帽子をかぶったまま授業を行っており、甚だしく不快です。また、生徒に対して非常に高圧的な態度で接しており、私をはじめとして、多くの生徒が、学習意欲を失っています。当該教員に授業態度を改善するように注意して下さい。
(担当教員からの回答)

A  恐らく投書で指摘されているのは、居眠りをしている学生に対してのことだと思います。演習であるにも関わらず、授業中に居眠りを繰り返している学生に対しては、強い口調で言わざるを得ないのでは、と思います。また、多くの学生が学習意欲を失っているということですが、意欲的に取り組んでいる学生も多くいます。ただ、今後、指導に行き過ぎのないよう気を付けたいと思います。
  帽子については、数年前よりいわゆる「ムスリム・キャップ」を着用しております。このスタイルを変えるつもりはありません。
《英語科目責任者からの回答》
  担当教員には、今後、授業全般においても、学生に対する態度や言葉遣いについては十分気を付けていただくようにお願いし、承知していただきました。
  また、帽子については、個人的な事情の可能性も考慮すると、担当教員の意向を受け入れざるを得ないと思います。

▲ページトップへ




メインメニュー