全学新歓


  新入生のみなさんご入学おめでとうございます。私たちは北海道大学全学新入生歓迎実行委員会、通称「全学新歓」という団体です。名前から想像できるように、活動対象は新入生や受験生です。
  北海道大学は伝統的に毎年、受験生歓迎や新入生歓迎が盛んです。全学新入生歓迎実行委員会は、それまで団体が個別に行っていた歓迎をまとめるために、1998年から徐々に組織化されてきた団体です。これまでの受験生歓迎、新入生歓迎の伝統を受け継ぎ、次代の北海道大学を担う後輩たちにエールを送ろうという発想のもとに日々活動しています。
 全学新歓は、6つの団体から成っています。各団体から全学新歓の委員を毎年2〜3名選出しあい、その選出されたメンバーで会議を行って活動を決めていくため、メンバーを広く求める一般的なサークル・部活動とはちょっと違う団体です。それに、毎年9月頃から立ち上がり、4月で解散するという形式を取っているのも違う点です。
  みなさんはクラスオリエンテーション(通称クラオリ)というものを、北大に入学してからやった覚えはありませんか?そこでは部活・サークルの紹介や、仮総代、体育会委員選出が行われていたと思います。私たちは、このクラオリを企画しているのをはじめとし、そこで配られたクラオリパックを製作をしています。また受験生に対しては、受験生応援パック(いな蔵・冊子「福袋」などが入っているパック)を作製し、北大二次試験の時に配布しています。これらの活動は、北大をもっと知って欲しいという構成団体の思いのもと生まれた活動です。   
  例えば、上の活動にもある受験生応援パック製作のなかに、冊子「福袋」というものが入っています。これは、サークル・部活動のビラを一冊の冊子にしたものです。サークル・部活勧誘ビラを受験前に大量にもらうことは肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。それを軽減するためにビラを一冊の本にしてしまい、少しでも受験生の負担を軽減しつつ、北大について知ってもらいたいというサークル・部活動の意図を両立させた活動なのです。
 その他の活動に、新学期における各団体の活動日程の調整というものがあります。全学新歓の構成団体は、北大の多くの団体に大きな影響を与える団体です。その構成メンバー同士で、活動日程が重ならないように調整する場がこの全学新歓でもあります。
 全学新歓は、組織的にはまだまだ歴史の浅い団体ですが、受験生や新入生に対する思いはどの団体にも劣りません。これからの北海道大学を担ってゆく後輩たちのお役に少しでも立てればいいと思いつつ活動を続けています。

写真 写真
クラリオパック製作の様子




メインメニュー