「高等教育機能開発総合センター」のE棟各階に投書箱「学生の声」を設置しています。学生生活の中で疑問に思うことや改善してほしいこと等を記入用紙に記載のうえ投函してください。みなさんから寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 掲示にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正する場合があります。なお、本誌では、誌面の都合上、建設的な意見を優先のうえ掲載しています。

農学部2年の学生からの投書

   
 英語演習(2単位)が厳しい抽選なのに卒業に必要な単位に含まれている理由がわかりません。上級年生になってもハードルを上げて授業免除などの仕組みを作ってください。
 やりたくもない演習をするのはおかしいと思います。
 TOEFL
 2年 550
 3年 570
 4年 600以上 
 とか、ぜひ実施してください。

学務部教務課からの回答

 現在、英語の単位優秀認定制度においては、1年次2学期の開講科目を対象に、認定要件を満たす学生が、1年次の1学期又は2学期の所定の期間に申請できることとなっており、2年次以上の学生は申請の対象となっておりません。これは、英語単位優秀認定の対象となっている科目のうち、英語V及び英語Wについては、1年次2学期の開講科目であるためですが、英語演習については、実行教育課程表上、2年次以上の上級年次においても履修可能な科目であることから、今後、この優秀認定対象を上級年次も対象とすることについて、検討を行いたいと思います。

文学部2年の学生からの投書

 英語演習の申し込みについて、僕は英語演習を2つ取りたかったのですが、第一希望の方は初回の授業に出たところ、若干名でした。第二希望の方は初回の授業時に明らかに定員を超える人数が出席しており、抽選申し込みの際も人数が定員以上だったので、第一希望の方を第二希望として、また第二希望の方を第一希望として申し込みました。そして、元々第一希望だった方を追加申し込みしようとしたところ、人数が少なくて、開講中止になってしまいました。
 これでは本末転倒です!! だったら最初から第一希望の演習を第一希望として申し込めば良かったじゃないかと思われるかもしれませんが、それでも開講中止になったら踏んだり蹴ったりじゃないですか!!
 そこで提案というかお願いなのですが、開講中止の決定は、追加申し込みの後にしてもらえませんか?どうかよろしくお願いします!!

学務部教務課からの回答

 英語演習の履修調整(抽選)において、今年度から、履修希望が3名以下となった場合には、開講中止となる制度を導入しました。この制度は、一般教育演習(フレッシュマンセミナー)の履修調整では、すでに平成19年度から導入されているものであり、初回の抽選の結果、履修者が3名以下となった科目を開講中止とすることになっております。これは、追加募集の受付終了後に、希望者が3名以下の科目を開講中止とすると、中止となった科目の履修を希望した学生が、別の科目を履修することができなくなってしまうことを考慮したことによるものです。初回の抽選結果で開講中止の科目を決定することは、開講中止となった科目を希望した学生に、追加募集の時点で、別の科目を履修登録する機会を残すための方策であることをご理解いただければと思います。

文学部1年の学生からの投書

 無理を承知で書きますが、文学部etc…の建物も農学部のような立派で趣のある建物にしてもらいたいです。
 北大のキャンパスは本当に美しく、また風情のある建物は欧米の大学に引けをとらない程です。私もそのキャンパス環境に憧れて入った者の一人ですが、文学部や医学部の建物は少々見劣りするというか、はっきり書くと景観を損ねているように思えます。今すぐにとは言いません。五十年後、百年後でも、建て替える際にそのことを念頭に置いていただけたらなと思います。技術的etc…で不可能だということでれば、その旨お伝えください。
 大学は観光地ではありません。しかし、良い環境は学生の意欲をきっと高めてくれるでしょう。未来の北大生が、より美しいキャンパスを誇ってくれたらうれしいなと思います。

施設部施設企画課からの回答

キャンパス内の自然環境の保全、キャンパス全体の景観形成に配慮した建築物の配置計画を行うことは重要なことと考えています。本学では、建物を新築、増築、改修等を行う場合、外壁の色彩、デザイン、構造、道路からのセットバックなどを考慮し整備しております。
 また、建築年の古い農学部、理学部等は改修時には当時の材料、色彩、デザイン等を重視し、戦後建築された文系、工学部、医学部等は機能的な面を考慮し、ごく最近の北キャンパスでは最先端の研究を行う場としてマッチングした施設整備を行っているところです。
キャンパス施設の整備にあたっては、景観や環境の視点からの評価も重要であり、今後、歴史的建築物、さらには緑地などを景観・環境資源として保全・活用しつつ施設整備を進めていくよう検討しております。

札幌市・家庭ごみ有料化に伴う
「ごみ排出ルール説明会の実施


排出ルールに関するビデオ上映

 北大生に対する三大クレームのうちの一つがゴミの分別問題です。(他は、自転車運転マナーと騒音トラブル)。今年の北大祭では、模擬店のゴミを自分たちで処分せず、近くのコンビニのごみ箱に大量に捨てていったというお叱りをいただきました。これまでも「北大生のゴミ分別意識の低さには驚く」と各町内会でゴミステーションを管理されている高齢の方々の涙ながらの訴えを掲載してきましたが、今夏、7月1日から札幌市が「家庭ごみの有料化」を実施することになりました。ますます北大生の対応ぶりが注目されることになるため、本学では、少しでも多くの学生に新ごみルールを理解してもらおうと、札幌市の協力を得て、「ごみ排出ルールの説明会」を実施しました。
6月23日(火)高等教育機能開発総合センター・N1教室において実施した説明会には学生・教職員約40名が参加しました。
家庭から出される「燃やせるごみ」・「燃やせないごみ」が有料になり、ごみルールも大きく変わるため、札幌市役所環境事業部の方から、ビデオ上映と資料説明により、わかりやすく説明していただきました。その後の質疑・応答の時間では、公認サークルや学生寮の学生たちが、ボタン電池や雨傘、そして割れ物など危険物の処分の仕方などを熱心に質問していました。札幌市における有料化の実施は、道内の市町村の中でも遅い方とのことで、「不法投棄」に関する質問では、「不法投棄問題が懸念されているが、先例を見ても一部の人たちによる不法投棄が大きく取り沙汰されているもので、ほとんどの住民はルールを守ってくれている。」との話しがあり、北大生にも排出マナーを守り、新ごみルールの徹底に協力してほしいとお願いがありました。
 ぜひ、この機会に町内会の住民とコミュニケーションを取り合い、気持ち良い環境作りに協力されることを期待しています。

【ごみ排出ルール説明会参加団体】  洋弓部、THEセツルメント、アメリカンフットボール部、天文同好会、歩く会、ライフル射撃部、写真部、北大YMCA、将棋部、野鳥研究会、応援団、基礎スキー部、ヨット部、奇術研究会、ジャズ研究会、応援吹奏団、混声合唱団、軟式野球「シーラカンス」、フットサル「Esperanza」、美術部黒百合会、サイクリングクラブ、茶道研究会、連合吹奏楽団、マンドリンサークル「アウロラ」、恵迪寮、霜星寮(順不同)


札幌市役所職員による熱心な説明
 

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