平成21年度は、「北海道大学キャンパス・マスタープラン2006」を踏まえ、景気対策のための国からの補正予算や、学内の目的積立金を活用した施設整備が目白押しです。この中で、学生の皆さんの利用に供する施設整備について、今後随時お知らせしますのでご覧ください。

○通年型競技施設(屋内グラウンド)の新営

   
 本施設は、年間を通じて利用できる競技施設(屋内グラウンド)の整備を目的として計画され、主に以下の3部分から構成されています。
 

1.年間を通して利用できる屋内運動施設

 通常であれば、屋外で実施するスポーツ(グラウンドやコート等の競技)を、冬期間を含めた年間を通して屋内で活動が出来るようにします。
 

2.統合エントランス棟

 第1、第2及び小体育館の主出入口としての役割や体育施設群の顔となる役割を持たせ、ロッカールームやトイレを整備し利用者の利便性を向上させます。
 

3.ギャラリー棟(渡り廊下)

 体育施設ゾーン全体をつなぐ役割を持たせるとともに、将来計画にも対応可能なように配慮しています。また、省エネルギー対策として、地中熱を利用した換気方式を採用し暖房負荷の低減を図っています。
工  事  名:通年型競技施設新営工事
建築名及び規模:屋内グラウンド 鉄筋コンクリート造 地上1階 1,830u
エントランス棟 鉄筋コンクリート造 地上2階  850u
ギャラリー棟  鉄筋コンクリート造 地上1階 390u
完 成 予 定:平成22年3月

完成予想図(屋内グラウンド)

完成予想図(総合エントランス棟)

○(函館)体育館改修工事(水産学部)

 本施設は、昭和53年に建設され、学生・教職員のスポーツ活動、交流スペースとして、使用されてきましたが、耐震性が不足するともに、経年に伴う老朽化も著しいことから、耐震補強を行うと共に、トイレ、暖房設備等の改修を行い、安全・安心な体育施設として再生します。

工  事  名:函館キャンパス体育館等改修工事
建築名及び規模:水産学部体育館 鉄骨造 1階  1,060u 
完 成 予 定:平成21年10月

○北晨寮(函館地区)改修工事(水産学部)

 本施設は、昭和40年に建築された4階建の建物で、寮室113室を有していますが、耐震性が不足するとともに、経年に伴う老朽化が著しいことから、耐震補強とともに、全面的な改修工事を行います。
 今回の工事では、トイレに専用手洗い、フロア毎に単独洗面室、女子フロアに洗面化粧台を設置するなど、単なる老朽改修のみならず、寮生が快適で安心して生活できる居住環境を提供します。

工  事  名:函館キャンパス学生寄宿舎改修工事
建築名及び規模:北晨寮 鉄筋コンクリート造 地上4階 3,077u 
完 成 予 定:平成21年12月


 

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