昨今のアルバイト事情


昨今の世界経済の不況を反映し、学生のお財布事情に変化が見られるようだ。お父さんとお母さんからの仕送りは減少傾向。それを奨学金やアルバイトで補っているらしい。適度のアルバイトは社会経験にもなる有益なことだが、最近は、授業の合間をぬって大学生協で働く学生も増えていると聞いて、学生記者に取材してもらった。

横山くん


 北大構内で働く学生の実情を聞きに、実際に働く学生にインタビューを行いました! 応じてくれたのは、今夏正門前にオープンしたばかりのインフォメーションセンターにあるカフェ「エルムの森」で働く法学部三年の厨川知彦くんです。

―なぜ、大学の中でバイトを始めようと思ったのですか?

 バイトの告知を北部食堂の掲示板で見たときに、「広報に興味がある方におすすめです」という表示を見つけました。ちょうど大学祭の広報の仕事を任されていた時だったので,思わず申し込みました。

―他にある様々なバイトと比べて、大学内で働くバイトの利点とは何ですか?

 他にもテレビ局でのバイトや学会の会場設営のバイトも経験しましたが、このバイトは学内が仕事場なので、移動する手間も少ないし、時間割の空きコマにあわせて働けるのがポイントです。また、働いていると自然に北大に詳しくなっていくのも楽しくて、しかも,ためになります。OB・OGの皆さんとお話しする機会も多く、人の輪が広がるのも嬉しいですね。

―バイトをする上で、気をつけていることはありますか?

 主に学生と応対する大学生協内のバイトとは違い、ここは北大の「窓口」となる場所だと思っています。それを踏まえて、北大に来ていただいた方一人一人に良い思い出を作ってもらえるよう、努力しています。
 大学内でバイトをすることで、身の回りに知り合いの輪が広がること、自分がどんな大学に通っているのかが深く理解できること、などがメリットとして挙げられるようです。
 今までよりもう少し学内生活が充実するかもしれない、大学バイト。アルバイトを考えている皆さん、ぜひ「大学バイト」も検討してみてはいかがでしょうか?今までとはまた違った目線で北大を見られるかもしれませんよ!

エルムの森外観&内観
6月に正門横に移転した「エルムの森」は,観光客などたくさんの方が来場されています。
 
厨川さん
北大でバイトすることで,「より北大のことを知ることができた」と話す厨川さん。
 

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