学生の声


 

 「高等教育機能開発総合センター」のE棟各階に投書箱「学生の声」を設置しています。学生生活の中で疑問に思うことや改善してほしいこと等を記入用紙に記載のうえ投函してください。みなさんから寄せられた意見・要望は、回答(対応)を添えて、同センターE棟1階の「学生の声(回答)専用掲示板」に掲示しています。
 掲示にあたっては、個人を特定できる内容を除いたり、誤りのある表記等を修正する場合があります。なお、本誌では、誌面の都合上、建設的な意見を優先のうえ掲載しています。 

 

 
Q

工学部2年の学生からの投書


 今の北海道大学のシステムに大部分満足していますが、図書館に対して意見があり、ここで述べます。

1.図書館の開館時間
 今の図書館は平日9時〜22時、土日9時〜19時(日は17時)になっています。学生にとって最も重要なことの1つは勉強であり、それを効率よくできるようにする所が図書館です。朝9時に開館したら1限の前に予習することも難しいです。それどころか今は夜10時まで勉強しても課題が終わらない状況です。それでできれば開館時間帯を広くしてほしいです。これから3年、4年になるともっと勉強が大変になると思いますので少なくとも6時あるいは7時から24時までぜひ開館できるようお願いいたします。これによって学生たちの生活パターン、学力などもよくなるでしょう。

2.図書館の中の休憩室の必要
 人間は常に集中して勉強し続けるのができないため、30分または1時間に1回休憩が必要となります。しかし、今はもし4階で勉強していたとすると2階に降り、図書館を出て行かなければなりません。非常に忙しい3、4年生のためにも効率よく勉強ができるように休憩室を1階に1個ずつつくるのはどうでしょうか。そこで飲み物を飲んだり、頭を冷やしたりすると勉強の効率も上がると思います。ぜひご検討お願いいたします。
 以上です。いつも学生生活に最高、最適な環境を提供してくださってありがとうございます。私の意見が反映され、北大がもっと発展することができればうれしいです。

A

附属図書館管理課からの回答


1.開館時間について
 附属図書館では、利用者の皆さんからのご要望にお応えして、これまで開館時間の拡大を実現してきました。ご要望の趣旨や内容は理解できますが、現時点では、開館時間の延長は難しいと考えております。
 開館時間が早朝や夜間を含め長時間に及ぶと、新たな光熱水料や人件費が増加し、予算厳しき現状では大きな要因となります。建物のセキュリティや防犯対策など、図書館だけでは解決できない問題も生じます。また、学生さんの健康や帰宅時の安全確保も必要になってきます。
 現在の開館時間を有効に活用して学習にお役立て下さい。

2.図書館の中の休憩室の必要
 本館では、総合カウンターと同じ3階ロビー(CNNや新聞等設置)に自動販売機があり、そこでは飲食可能です。
一方、北図書館でも、1階ロビー(CNNや新聞等設置)に机と椅子を備えた自由スペースと2階入り口付近にベンチを用意してあります。いずれも飲食が可能です。また、情報教育館(2階)に行けば自動販売機が用意されていますので、こちらもご利用ください。
 図書館施設を大いに活用し、有意義な学生生活を過ごされることを期待しています。

Q

経済学部4年の学生からの投書


 授業中の教養棟の空き教室ですが、電気がつきっぱなしの教室がたくさんあり、(夜7時とかでもS棟の教室の電気がついていたりもします)無駄だなあと思います。大学として様々なエコ活動をしているのだと思いますが、こういう身近なところをおろそかにするのはどうかと思います。授業をする教員や学生に教室使用後の消灯を呼びかけるなどした方がいいと思います。
【別件】サークルのビラなんですが、貼り方が明らかに悪質な団体があります。(●●サークル)私のサークルのビラの上から思いっきり貼られたりしていました。何とかしてほしいです。

A

学務部教務課からの回答


 講義棟の節電については、今後、各講義室に退室時における消灯の掲示を行い、教職員や学生に対して周知徹底をはかります。

A

学務部学生支援課からの回答


 学生掲示板については、同一掲示板に複数枚の掲示が見られたり、イベント等が終了したにも関わらず貼りっぱなしの掲示が見られるなど、常に無秩序な状態となっているため必要に応じて整理しています。学生団体数が多いため未だ整然とした状態には至りませんが、引き続き学生団体に協力を求めるとともに、特にマナーの悪い団体に対しては指導を行います。

Q

理学部2年の学生からの投書


 大学祭で行われている「つけ」という制度について意見を申し上げます。
 この間の大学祭でクラスで出店したのですが、全く知らない人が私個人に商品の代金をつけていきました。この「つけ」という制度自体が大学祭で大きく広まっており、このように知らない人からつけられるという被害が起こりうるため、来年度から全面的に禁止すべきです。

A

北海道大学大学祭全学実行委員会からの回答


 「つけ」に関しては、禁止ということを実行委員会で周知したとしても、行おうとする者は必ずでてきますし、あれだけの模擬店数のある北大祭では「つけ」の現場を発見し、摘発することも困難です。
 「つけ」に対しては、実行委員会としても禁止ということは出来る限り周知いたします。今回の件のように、北大祭において「つけ」を許してしまったことは誠に申し訳ありません。しかし、実際的な解決策としては、「つけ」は禁止であるということを模擬店の中で完全に周知させ、実際に「つけ」を要求されても断ってもらうことだと思います。
 来年度以降、実行委員会で「つけ」は禁止であるということはより一層周知していきますが、各模擬店においても、「つけ」は禁止であるという共通認識を持って、模擬店を運営していって頂きたいと思います。
【補足説明】
 大学祭における「つけ」行為は、認めることはできない禁止行為であると考えます。次年度からは、大学祭全学実行委員会と協力して、「つけ」行為禁止の更なる周知徹底とともに、苦情窓口を設置するなどして状況を把握し、「つけ」を強要した団体等が判明した場合は、厳しく対処していきたいと思います。(学務部学生支援課)


Q

工学部3年の学生からの投書


 最近この投書コーナーをみていて思うが、一時の感情や事実認識もあいまいなままにかいているものが多いと思う。
 回答する事務の方々の多忙も考えると、学生の側にも思慮が求められている気がしてならない。
 その点、なにか改善のてだてはないだろうか?

A

 法学部学生からの投書


 投書箱「学生の声」は、学生意見を聴取のうえ大学運営に反映させるために、10年程前に当時の高等教育機能開発総合センターに設置されました。年間70件程度の投書があり、寄せられた内容に基づき、関係部署と連携のうえ、すべての投書に回答しています。(一部悪戯のあるものを除く)
 しかしながら、今年度の投稿件数は、7月下旬の段階で既に50件弱に及んでいるとともに、昨今の投書内容を見る限り「○○してほしい」といった短文かつ理由の付されていない要求や誹謗中傷するような匿名・偽名の投稿も多く見受けられます。
 したがって、今後の状況次第では、理由等を再確認したり、投稿内容の質に応じ回答の要否を判断するなど、見直しを図ることも考えられます。

 
 

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