希望に燃えている新入生の皆さんへ
ようこそ!!北海道大学へ
北海道大学で見つけてください。将来の進むべき道、そして新しい価値観―。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。北海道大学の教職員・学生を代表して心から歓迎します。今日から皆さんはあこがれの北大生として、希望に燃えていることと思います。皆さんを迎える北海道大学は、12の学部に、1学年約2500名、併せて約11000名の学部学生が勉学に励んでいる総合大学で、全国的にも最大規模の国立大学の一つです。そして、学生の半数は北海道外各地からの進学者というユニークな全国区の大学でもあります。新入生の皆さんには全国から集まった2500名の同期の仲間がいるのです。それぞれは様々な進学動機、将来の希望をもっていますし、出身地も異なり、生活習慣もしばしば異なります。海外からの留学生であれば違いの大きさはなおさらです。
皆さんは、新たな「総合入試」の第1期生です。多くの皆さんは、この1年の学修の後に進学する学部を決めることになります。そして、進学する学部の決まっている人も含めて、全員が、この1年間、高等教育推進機構(総合教育部)に籍を置き、大きく文系・理系に分かれて、様々なバックグラウンドを持った仲間と一緒に、同じクラスで学修することになります。
こうした環境の中で、新入生の皆さんに望むのは、「しっかりと自分の進路を見極める」ことです。高校卒業までの皆さんの学習環境は、学校および先生方、また保護者の方によって、良くコントロールされた、いわば与えられた、受け身の環境ではなかったでしょうか?皆さんの1年次における、総合教育部での全学教育科目の学修では、一定の条件のもとで、皆さんひとりひとりが、自分独自の時間割を作って、何を学修するかを決めて行きます。この1年の学修の中で、是非、皆さんには、自分が将来進むべき道を、自分の目で見つけ出して欲しいと思います。大学は勉強だけをするところではありません。進路の異なる仲間との交流の中で、新しい価値観を見つけ、皆さんには、人間的にも成長されることを期待したいと思います。
皆さんの北大での生活が実り多いものであることを心から祈っています。
皆さんは、新たな「総合入試」の第1期生です。多くの皆さんは、この1年の学修の後に進学する学部を決めることになります。そして、進学する学部の決まっている人も含めて、全員が、この1年間、高等教育推進機構(総合教育部)に籍を置き、大きく文系・理系に分かれて、様々なバックグラウンドを持った仲間と一緒に、同じクラスで学修することになります。
こうした環境の中で、新入生の皆さんに望むのは、「しっかりと自分の進路を見極める」ことです。高校卒業までの皆さんの学習環境は、学校および先生方、また保護者の方によって、良くコントロールされた、いわば与えられた、受け身の環境ではなかったでしょうか?皆さんの1年次における、総合教育部での全学教育科目の学修では、一定の条件のもとで、皆さんひとりひとりが、自分独自の時間割を作って、何を学修するかを決めて行きます。この1年の学修の中で、是非、皆さんには、自分が将来進むべき道を、自分の目で見つけ出して欲しいと思います。大学は勉強だけをするところではありません。進路の異なる仲間との交流の中で、新しい価値観を見つけ、皆さんには、人間的にも成長されることを期待したいと思います。
皆さんの北大での生活が実り多いものであることを心から祈っています。
北海道大学理事・副学長 高等教育推進機構長
山口 佳三 Keizo Yamaguch>Keizo Yamaguchi