VOICE 学生の声
「高等教育推進機構」の各階に投書箱「学生の声」を設置しています。
寄せられた意見・要望は、回答を添えて同機構1 階の専用掲示板に掲示しています。本誌では、誌面の都合上、建設的な意見を優先のうえ掲載しています。


VOICE1.


Q.工学部1年の学生からの投書


  4月、新歓の時期には、学内のそこかしこの掲示板に様々な団体の宣伝ビラが貼り付けられている。あまりにも多くのビラが貼られているために掲示板の下にはいつ見ても数枚の紙切れが落ちており、やがてゴミになってしまう。
  環境だ、エコだといわれる昨今、もう少し紙資源の浪費も抑えた方が良いのではないか。
  具体的には、一つの掲示板に1団体1枚まで、とすること等である。
  同じ団体が並べてビラを貼っていたりすると、他のサークル、団体の場所が簡単に埋まってしまう。そうなればビラの上にビラを貼ることにもなってしまう。
  景観を損ねない為にも、1団体1掲示板に1枚と制限を課した方が良いと思い、提案する次第である。

Q.無記名の学生からの投書


  掲示板の使用についてです。北大に多くの部活動、サークルがあることはわかっているのですが、掲示板の使用状況があまりにも悪いと思います。
  アピールしたいのはわかりますが毎日掲示板の下には落ちたプリントが散乱しています。昨年もこの状況がかなり続いたと思います。
  掲示板1枚に1団体ポスター1枚などの取り決めが必要ではないでしょうか。

A.学務部学生支援課からの回答


 毎年、新歓期の掲示板は、多数の掲示物が張り出され、投書者が指摘する状況が散見されます。たしかに、ご指摘の状況を収束するため、大学側がルールを厳格化して、制限を課すことも一つの方策かもしれません。
 しかしながら、学生用掲示板は、学生の皆さんの「良識」ある「自主性」を信じて、大学から提供している場である点を考えると、大学としては、学生の皆さんが、今一度、現状を再認識して、良識ある掲示板利用を自発的に行ってほしいと願っています。
 このため、大学としては、まず掲示板横に啓発ポスターをして「良識ある利用」を働きかけています。
 なお、掲示板の利用状況は、適時巡回を行いながら確認し、ポスターの「かさね貼り」などについては整理を行いつつ、あまりにも目にあまる掲示の場合には、個別に指導することとしています。

VOICE2.


Q.工学部2年の学生からの投書


 今年度の入学生から学生証がICカードになったようですが、これは過年度入学生に対しても発行していただけないのでしょうか。
 新カードでは生協の電子マネーサービスが受けられ、さらに非接触型ICの利点を活かして自販機などでも利用できるなど、現行よりも大きなメリットがあります。
 磁気テープ型学生証は、昨年度書き込みミスが発生し、図書館に入れないなどの様々な不都合が発生していました。
 これを機に全面更新を実施するか、せめて希望者には更新を実施してほしいです。

A.学務部学生支援課からの回答


 学生証のICカード化は、今年度の大学1年次入学生から発行しており、毎年大学1年次入学生に対して発行することとしています。
 在学生の学生証のICカード化については、体制が整い次第、順次発行できるよう準備を進めているところです。
 昨年度発行した学生証の不具合についてですが、学生証の磁気が弱くなると磁気リーダでデータを読めないことがあります。この場合は、学生証をお預かりして磁気を入れ直しますので、各学部の教務担当にお申し出ください。

VOICE3.


Q.工学部2年の学生からの投書


 多少は仕方ないですが、授業の評価が先生によって分かれすぎだと思います。

A.学務部学生支援課からの回答


  全学教育科目では成績評価の厳格化を進めており、成績評価基準については、成績評価基準の明示と厳格な成績評価の実施等についてに基づき、絶対評価によるか、相対評価によるか、絶対評価による場合の評価基準、相対評価による場合の評価基準と各評価の割合等については、授業科目ごとに担当教員集団で協議して定めます。(入学時に配付の『「秀」評価、GPA制度及び履修登録単位数の上限設定の実施についてQ&A』に記載)。個々の講義の成績評価基準は、この基準に基づき設定され、シラバスの「評価の基準と方法」欄に明記されています。
  今回の投書には、どの授業科目に関する投書であるかが示されていないため個別の対応はできませんが、成績評価について疑問がある場合には、成績確認期間中に授業担当教員あてに直接お問合せをいただけます。
  また、授業担当教員に問い合わせても、疑問が残る場合には、「成績評価に関する申立て制度」を利用することも可能です。

VOICE4.


Q.無記名1年次学生からの投書


  先日、情報の講義でELMSの設定、及び北大限定(?)のメールアドレスなどを設定しました。多くの人はELMSのページへのメールが携帯にも転送されるように設定したとも思います。
  そこで、いつも貼り出すだけの休講、教室変更などの案内をそのメールにして発信できる体制は作れないでしょうか?
セキュリティなどについて詳しく知っているわけではありませんが履修内容については大学がELMSのメルアドも少なくとも情報の先生は把握しているのでしょうし組み合わせてメーリングリストのように機能させることはできないのでしょうか。
  履修登録や外国語授業の一部などをデジタル化していく中、休講案内などがやたらアナログなままの気がします。携帯は無理でもELMSを開いたら一目で自分の科目の休講情報などがわかるシステムになると自分としてはとても楽です。

A.学務部学生支援課からの回答


  講義の履修情報が登録されているシステムとELMSは、目的が違う別のシステムであり、連動していないため、現システムでは休講情報・教室変更をELMS上に表示させたり、メールでお知らせすることは困難な状況です。しかし、全学教育科目の休講情報は、掲示板、電子掲示板のほか、以下のアドレスから確認することが可能です。ご活用いただきたいと思います。

携帯電話
http://inform.academic.hokudai.ac.jp/webinfo/m/
パソコン
http://inform.academic.hokudai.ac.jp/webinfo/p/

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