新しい学生支援職員

若さとはなんだろう。それは心の状態をいうのだろう。強い意志に、みなぎる情熱。そして、あふれる想像力。人は希望あるかぎり若く、失望とともに老いる。夢あふれるキミたちにタスキをわたそう─。

学生支援課の若手職員を紹介する。いずれも本学の卒業生だ。彼ら彼女らは学生時代に窓口の職員にどのような印象をもち、大学職員になることにどんな魅力を感じたのだろう。彼らに今の仕事のこと、後輩たちに向けた思いを語ってもらった。(K)

「ありがとう」の一言を聞くたびに仕事の達成感を感じます。

●座右の銘/自分はここで何を貢献できるかを考えよ (P. F.ドラッカー)

H15.3月 文学部卒業  愛称/ニシヒガシ

課外活動支援担当

西東 宏章 SAITO HIROAKI


 私の主な仕事は、学生向けの保険に関する相談、そして北海道大学生活協同組合(北大生協)との連絡や調整です。
 普段、窓口で学生の皆さんからの相談に応じているほか、学生生活をあらゆる面でサポートするため北大生協職員の方とたびたび打合せをしています。
 私は本学の職員となってからずっと、窓口で学生の皆さんへの対応をさせていただく仕事をしてきました。自分の対応が至らなく苦情を受けたこともありましたが、「ありがとうございました」の一言を聞くたびに仕事の達成感を感じます。
 人生の中でも大きく成長を遂げる学生時代の活動を見守り、サポートするこの仕事は大学に身を置いているからこそできるものであり、とてもやりがいを感じています。
 私も先輩のひとりとして、とに自分が学生であった頃のことを思い出しながら、皆さんのキンパスライフをバックアップしたいと思っています。困ったと、相談したいことがあったらぜひためらわず窓口に来てください。お待ちしています。

【PROFILE】学生時代は交響楽団に所属、現在も札幌フィルハーモニー管弦楽団で世界一難しい楽器と称されるホルンを演奏する。演奏会では、刈り込んだ髪型と蝶ネクタイが一段と凛々しい。最近の彼は仕事の悩みで寝られないことがあるという。切り替えの悪さは中年の仲間入り間近と思わせるが、それが一人前になった証かもしれない。泥臭い者たちは時給では仕事をしない。常に学生のことを思って考える、そんなフルタイムな情熱をホルンの音色に響かせてほしい。

皆さんが困った時に少しでも役に立てるような職員を目指しています。

●座右の銘/ケ・セラ・セラ(なんとかなる)

H22.3月 経部卒業  愛称/コットン

奨学支援担当

中山 琴絵 NAKAYAMA KOTOE


私は現在、主に奨学金の業務に携わっています。私が学生の頃は、学生支援職員と関わる機会は
多くありませんでしたが、皆さんが困った時に少しでも役に立てるような職員を目指しています。
 今日は、この間まで皆さんと同じく学生だった私が、社会人になり感じた事を少しお伝えしたい
と思います。それは、ありきたりな言葉ですが「今を大切に」です。
 大学生活という非常に限られた時間。学生であるうちは意識することは多くありませんでしたが、一歩その立場から離れると、その時間の大切さを感じます。
 また、今しか感じる事ができないこと、経験できないことが必ずあります。他人がどうかではなく、今「自分」が何をしたいか、何をすべきかをよく考え、ぜひ行動に移してみてください。
 楽しい事も辛い事も……どんな経験も自分自身を形成する大切な大切な養分になります。
 私たちは、いつでも皆さんの手助けをする準備をしていますので、活用できる物はうまく活用してください。
 皆さんが素晴らしい学生生活を送ることを願っています!

【PROFILE】学生時代はテニスサークルに所属し、男女交際を学ぶ。採用1年目は、超高のハイヒールで通勤、魅力を発揮するも、2年目からローヒールに転換、電車の吊革に手が届かなくなる。
疲れ果てたある日、無意識にクロックスを履いて出勤し、我を疑った。彼女は、どんな時も笑顔を絶やさない。そんなに機嫌が良い日ばかりではないだろうに、表情には出さず、いつも癒してくれる。歳を追うごとに内面があからさまになるものだが、どうか初心の笑顔を忘れずにいてほしい。

やらずに後悔するくらいならやって後悔した方がいい。

●座右の銘/挑戦こそ前進

H23.3月 水産学部卒業  愛称/エビちゃん

会計担当

蝦名 慧 EBINA KEI


 おはようございます!!今年の3月まで本学の学生だった学生支援課の会計担当、蝦名です。あるときは窓口で寮費をいただき、またあるときはトイレ修理、蛍光管の取替え、さらには教室に現れたスズメバチをも退治する役割を担っています。……本当に会計担当ですよ?(笑)。正直北大の事務になってこのような仕事をするとは思ってもみなかったです。これから先きっと皆さんも似たような経験をするのでしょう。だからこそ、この限りある大学生活でたくさんのことを経験してほしいと思います。どんな時もやるかやらないかを決断するのは皆さん自身です。やらずに後悔するくらいならやって後悔した方がいい。僕はそう思いす。きっとそれは今しかできないことだから。
 なにかひとつでもいいので「自分はこれをやったんだ。」そう胸を張って言えるようなことを成し遂げてください。それがあなたの意外な力になる日は近い。

【PROFILE】学生時代は、小学校から続いた剣道もあきらめ、生活費工面のためにバイトに打ち込んだ頑張り屋。また、留年覚悟で公務員試験対策に集中したこともあったとか。おはようからおやすみまで暮らしをみつめるのはライオンだが、彼の「おはよう」と「お先に失礼」の挨拶は実に元気で小気味がよい。「自分もあの若さを取り戻したい」とうらやむ上司は、けして一人や二人じゃないだろう。それより、「あいつより早く帰らなければ」と気づくべきだったか。

学生のみなさんがのびのびと生活するお手伝いができることに喜びを感じます。

●座右の銘/Cool Head, but Warm Heart 冷静な頭脳と温かい心 (アルフレッド・マーシャル)

H19.3月研究科(修士)修了  愛称/アツ

学生支援企画担当

小澤 敦子 OZAWA ATSUKO


 4月より学生支援課学生支援企画担当で勤務しています。 
 現在の業務内容は、学生のピア・サポートに関すること、学生ボランティア活動相談室に関すること、北大元気プロジェクトに関すること、学生の表彰(北大えるむ賞、北大ペンハロー賞)に関すること、学生向け広報(広報誌「えるむ」、「学生生活の案内」、「ホームページ(学生生活)」)に関すること、窓口業務に関することなどです。
 私自身、大学時代に正課の他、課外活動にかける時間やエネルギーが大きかったこともあり、その頃の自分と重ね合わせ、学生のみなさんがのびのびと生活するお手伝いをできることに喜びを感じています。
 自分の責任でなんでも出来る期間です。おもいきり取り組んでください。
 そして、困ったことがあれば、高等教育推進機構2番窓口(通称、なんでも相談窓口)の窓口をガラッと開けて相談してください。

【PROFILE】数年前に苫小牧高専の職員として採用。今春、北大に転勤となった。学生時代は、ジャズ研究会でウッドベースを奏でたり、美術部黒百合会で絵筆をとったこともあるという芸術肌。その肌のせいか、誰もが「新規採用だろ?」と信じて疑わなかったほどの美魔女だ。得意な態勢は「一切受入れ型」。どんなことでもしっかり聴いて受け止め、解決を図る。たどたどしさを装う外観は魔女ぶりの一端で、実は脳みそを含めて内臓(?)のすべてがしっかりしているのである。

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