この賞は、1年次学生が履修する「全学教育科目・自然科学実験」で、特に優秀な成績を修めた学生を表彰し、賞状と記念品を贈呈するものです。これまで、理系科目で、著しい学習成果を修めた学生に対する表彰制度はありませんでしたので、このたび鈴木章名誉教授が2010年ノーベル化学賞を受賞されたことを契機として、この賞に鈴木名誉教授の名前を冠し、高等教育推進機構長表彰として新設したものです。平成23年度入学者から被表彰者の対象としており、今回が最初の被表彰者になります。
 平成23年度第1学期に表彰された2名に喜びのコメントをいただきました。
A:今年度新たに設けられた賞ですが、入学時からこの賞について知っていましたか?
佐々木
(以下「佐」):知りませんでした…


島田
(以下「島」):入学式の説明会で聞いて知りました。


A:では、最初から受賞を目指していたわけではないのですね。
受賞したときはどのような気持ちでしたか。

:びっくりしました!


:同じく、びっくりしたのと、実感が湧かなかったです。


新しい学生支援

鈴木章科学奨励賞

―自然科学実験―

文=学生支援課 小澤敦子
text:Atsuko Ozawa



A:得意科目は。

:化学です。


:化学です。(笑)


化学実験室にて
(実験のポーズをとって、という唐突な注文にも笑顔で応じてくれました)

A:やはり、元々得意科目だったんですね。
では、実験のどのような点が好きですか。

:自分で反応を見ながら体験できるところです。


:自分で反応が見られるところです。


A:来年入学してくる後輩や、今後この賞を目指す学生さんにアドバイスやメッセージをお願いします。

:実験は、友人と協力して楽しくすることがコツだと思います。


:実験前に、文献を読んで知識を付けておいたのが役立ちました。


A:ありがとうございます。今後も、この賞をバネにして実験をしてくださいね。


 インタビューの後、将来の希望と可能性に満ちた二人の姿にフレッシュな気持ちになりました。
 なお、この賞の表彰式は、第2学期の被表彰者と併せて、平成24年3月に行います。
 豪華な記念品も用意されています。第2学期に履修する学生さんは、ぜひ受賞を目指してください!
 新しくできたこの賞の他にも、本学ではさまざまな表彰制度を設けています。
 学生のみなさんのやる気の一助になることを願っています。

対談  talk with
Shimada×Sasaki

島田拓郎くん(19組)

「化学を使って、研究者もいいかな…?と考えています!」

佐々木 萌子さん(16組)

「将来は得意の化学を活かして薬学部へ行きたいです!」


- メニューにもどる -