第50回

七大戦閉幕

―本学惜しくも優勝を逃し、第2位に終わる―

文=学生支援課 加福千明
text:Chiaki Kafuku

本学を主管として開催された第50回全国七大学総合体育大会が9月24日の総合閉会式をもって閉幕した。昨年12月のアイスホッケーの試合を皮切りに、9か月間続いた長丁場であったが、最終的に本学は第2位となり、大阪大学が2年連続で主管校破りを達成した。

前半戦、本学はアイスホッケーの優勝で幸先良くスタート。柔道部、男女バスケットボール部の準優勝で高ポイントを獲得し、総合開会式(7月2日)の時点で総合2位という好位置に付けた。しかし、その後は順位を1つ2つと下げ、関係者をヤキモキさせつつ、最後に鮮やかな逆転勝ちというシナリオだった。だが……。最終結果は3点という僅差で一歩及ばなかった。

という訳で、偉業を達成した大阪大学を称え、優勝コメントと記念写真を掲載し、涙を飲んで「えるむ」の誌面を割くこととした。

 北海道大学のみなさんはじめまして、大阪大学体育会委員長を務めます永井大と申します。運営側としても選手側としても七大戦に携わってきた身として、記念すべき第50回大会において本学が総合優勝を果たせたことには、えもいわれぬ感動を覚えています。我々は、次回の九州大会でも総合優勝を果たし、本拠地開催となる次々回の大阪大会にて、七大戦史上初の四連覇を達成するという大いなる野望を抱いています。ご声援の程どうかよろしくお願い致します(笑) というのは冗談でして北海道大学のみなさんとはこれからも善きライバル関係でありたいと思います。また今大会のように熱戦を繰り広げ七大戦を盛り上げていきましょう。
大阪大学体育会委員長・永井 大

半世紀の時を経て、大先輩たちから受け継いだ伝統の大会、そして未曾有の大災害で開催も危ぶまれた本大会であったが、すべての関係者のおかげで無事終えることができた。

会場の外では、各大学体育会の関係者たちが大集合、ホッとした面持ちで記念撮影に収まった。

 次の記念大会は、さらに50年後の第100回。今度こそ北大の主管優勝を……、と思いきや、単純に倍ではなく、7周りで計算せねばならず、北大は第99回大会の主管。第100回目は九州大であることに気づき、自分を恥じた。

総合閉会式終了後、固い握手を交わす本大会実行委員長の石川了滋君(文学3年)と次大会実行委員長の九州大学・小野村優子さん。

大会を終えて晴れやかな笑顔の各大学体育会関係者


第50回 全国七大学総合体育大会成績表

平成23年9月21日現在


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