『北大生はちょっと頭がいいだけ。自転車マナーの悪さなら日本一だ。』
『一人なら大人しいのに、飲んで騒がせたら百万力だ。』
近年、ネット社会の発達で匿名性の強い苦情が殺到している。1万8千人の北大生がいるのだから、毎日一つや二つのクレームは当たり前かもしれないが、アパート等での騒音トラブルやゴミの分別マナーに加えて、ダントツに多いのが自転車マナーと飲酒問題の二つである。
自転車マナー
〈男子学生〉
「そこまで悪いとは思わへんけどな。ただ、あんな黄色いのぼりまで立てて注意されて、直せないのはダサい。」
大学当局がマナー向上を呼び掛けている内は良いが、規制を強化されると学生の立場がない。学生は大人としての振る舞いを見せるべきだ。
一方、北大構内の循環バスが運転中の自転車スレスレを通るため、いつも恐怖を感じる。様々な人が様々な車両を操る中で、学生の自転車マナーだけが糾弾されるとすれば、おかしな話である。
「そこまで悪いとは思わへんけどな。ただ、あんな黄色いのぼりまで立てて注意されて、直せないのはダサい。」
大学当局がマナー向上を呼び掛けている内は良いが、規制を強化されると学生の立場がない。学生は大人としての振る舞いを見せるべきだ。
一方、北大構内の循環バスが運転中の自転車スレスレを通るため、いつも恐怖を感じる。様々な人が様々な車両を操る中で、学生の自転車マナーだけが糾弾されるとすれば、おかしな話である。
〈学生支援課・某氏〉
自転車走行の苦情として代表的なものは、「歩道を猛スピードで走行する北大生に接触された。危険極まりない。何とかしてほしい。」というものです。自転車走行中に歩行者と接触し負傷させた場合は、自転車側に100 %の損害賠償責任が発生します。 賠償額は数千万円になることもありますし、本学の学生懲戒の対象になります。
信号無視の自転車に対する苦情は、電話でいきなり、「私を殺人者にするつもりかア〜」(自動車運転手)との罵声です。交差点を徐行しながら走行するも急に信号無視の学生が横切る光景が浮かびました。これらの苦情に皆さんはいつになったら応えていただけるのでしょうか?
自転車走行の苦情として代表的なものは、「歩道を猛スピードで走行する北大生に接触された。危険極まりない。何とかしてほしい。」というものです。自転車走行中に歩行者と接触し負傷させた場合は、自転車側に100 %の損害賠償責任が発生します。 賠償額は数千万円になることもありますし、本学の学生懲戒の対象になります。
信号無視の自転車に対する苦情は、電話でいきなり、「私を殺人者にするつもりかア〜」(自動車運転手)との罵声です。交差点を徐行しながら走行するも急に信号無視の学生が横切る光景が浮かびました。これらの苦情に皆さんはいつになったら応えていただけるのでしょうか?
今や「クレーム」などと迷惑そうに扱えない。自転車運転マナーは街の大問題である。
日本全国、自動車道と歩道に挟まれ、自転車が安心して走行できる道は少ない。だから、自動車道に出て自分が危険な思いをするよりは、歩道を走り抜ける方が安全だ。しかし、歩行者にしてみたら、まったく迷惑な話である。 中には、チリンと鳴らして退けろと言わんばかりの厚かましい者もいる。
ストレスが溜まる近年の交通社会の現状を解決するには、限りなく時間がかかるが、取り急ぎ、電力問題を解決するための計画停電のように、北大生が行動することで、周辺住民が少しでも安心できる社会を作ることは可能だ。
自転車通行禁止の歩道や横断歩道を走行しても警察官は黙認しているのを見かける。大切なことは、歩行者に危険を与えないこと。無謀な走行で自動車に迷惑をかけないこと。歩行者の横を通り抜ける時には、間隔を空けて、 ペダルを踏まずゆっくりとしたスピードで通行すること。夜間点灯すること。それができなければ車道に降りるべきだ。自分が歩行者になった時に味わう恐怖を思い出し、安全運転に努めるべきだ。
日本全国、自動車道と歩道に挟まれ、自転車が安心して走行できる道は少ない。だから、自動車道に出て自分が危険な思いをするよりは、歩道を走り抜ける方が安全だ。しかし、歩行者にしてみたら、まったく迷惑な話である。 中には、チリンと鳴らして退けろと言わんばかりの厚かましい者もいる。
ストレスが溜まる近年の交通社会の現状を解決するには、限りなく時間がかかるが、取り急ぎ、電力問題を解決するための計画停電のように、北大生が行動することで、周辺住民が少しでも安心できる社会を作ることは可能だ。
自転車通行禁止の歩道や横断歩道を走行しても警察官は黙認しているのを見かける。大切なことは、歩行者に危険を与えないこと。無謀な走行で自動車に迷惑をかけないこと。歩行者の横を通り抜ける時には、間隔を空けて、 ペダルを踏まずゆっくりとしたスピードで通行すること。夜間点灯すること。それができなければ車道に降りるべきだ。自分が歩行者になった時に味わう恐怖を思い出し、安全運転に努めるべきだ。
一般学生に聞きました
取材=学生広報プロジェクト
堀 翔太郎(文学部3年)S h o t a r o H o r i
取材=学生広報プロジェクト
堀 翔太郎(文学部3年)S h o t a r o H o r i
飲酒問題
〈男子学生〉
自分はたぶん飲める方だと思います。たいてい潰れかけてる人を介抱する立場になります。部活に所属していた時には、男女関係なくコールなど一気飲みの強要は日常茶飯事でした。後輩は潰されて然りみたいな雰囲気があるようでした。 自分も過去に、自力では立ち上がれない状態になったことがあります。その時はお酒の知識がなく、スポーツ飲料を飲んだ後の飲み会だったので自分にも非があったと思います。飲み会で潰れた人は順に横にされていました。 しっかり介抱してくれた分、まだ良かったのかなと思います。
他大の死亡事故については、残念な事故だと思いますし、呼吸ができなくなるほど飲ませるなんて許されないと思います。たぶん呼吸ができなくなる前に、もう飲めないというサインがあったはずでしょうし、 なぜそのサインを読み取ってあげられなかったのかと思います。学生の飲酒については、まずしっかりしたお酒の知識を個々人で身に付けるべきです。過度な一気など危険なお酒の飲み方はしないような社会作りが大切だと思います。
自分はたぶん飲める方だと思います。たいてい潰れかけてる人を介抱する立場になります。部活に所属していた時には、男女関係なくコールなど一気飲みの強要は日常茶飯事でした。後輩は潰されて然りみたいな雰囲気があるようでした。 自分も過去に、自力では立ち上がれない状態になったことがあります。その時はお酒の知識がなく、スポーツ飲料を飲んだ後の飲み会だったので自分にも非があったと思います。飲み会で潰れた人は順に横にされていました。 しっかり介抱してくれた分、まだ良かったのかなと思います。
他大の死亡事故については、残念な事故だと思いますし、呼吸ができなくなるほど飲ませるなんて許されないと思います。たぶん呼吸ができなくなる前に、もう飲めないというサインがあったはずでしょうし、 なぜそのサインを読み取ってあげられなかったのかと思います。学生の飲酒については、まずしっかりしたお酒の知識を個々人で身に付けるべきです。過度な一気など危険なお酒の飲み方はしないような社会作りが大切だと思います。
〈女子学生〉
日本は元々お酒に弱い人の多い国です。日本人の半分以上は酒に弱いか全く飲酒ができないのです。女子学生の中には「お酒の味が嫌いだから飲みたくない!」という人も多くいます。嫌いなものを無理矢理飲まされて楽しい人はいないはずです。 「飲み会に行こう」と誘うのはお酒が弱い人にとっては苦痛なので「食事に行こう」などという言葉に替える・必ずソフトドリンクを用意する・飲めない人に無理強いせず、個々人が飲みたいものを飲みたいだけ飲めるような雰囲気を作ることが大事だと思います。
以前所属していたサークルでは、ジンパや宅飲みのときはソフトドリンクを用意してもらえず、「お酒強くない人でもアルコール度数の弱いやつなら飲めるでしょ」みたいな雰囲気がありました。私はお酒が全然飲めないのでとても苦痛でした。 一気とか飲み比べ、飲ませとかをしている人もいましたが、正直引くしそれで潰れたりしたら本当に迷惑。あれだけ死亡事故とか起きててなんでお酒のマナーとかちゃんとできないの?と品性を疑ってしまいました。
日本は元々お酒に弱い人の多い国です。日本人の半分以上は酒に弱いか全く飲酒ができないのです。女子学生の中には「お酒の味が嫌いだから飲みたくない!」という人も多くいます。嫌いなものを無理矢理飲まされて楽しい人はいないはずです。 「飲み会に行こう」と誘うのはお酒が弱い人にとっては苦痛なので「食事に行こう」などという言葉に替える・必ずソフトドリンクを用意する・飲めない人に無理強いせず、個々人が飲みたいものを飲みたいだけ飲めるような雰囲気を作ることが大事だと思います。
以前所属していたサークルでは、ジンパや宅飲みのときはソフトドリンクを用意してもらえず、「お酒強くない人でもアルコール度数の弱いやつなら飲めるでしょ」みたいな雰囲気がありました。私はお酒が全然飲めないのでとても苦痛でした。 一気とか飲み比べ、飲ませとかをしている人もいましたが、正直引くしそれで潰れたりしたら本当に迷惑。あれだけ死亡事故とか起きててなんでお酒のマナーとかちゃんとできないの?と品性を疑ってしまいました。
北大生の急性アルコール中毒による救急搬送が後を絶たない。北大では2年前から北大病院に救急搬送された学生の受診情報を再発防止のために利用している。学生の命を守るとともに、病院の救急医療業務に支障を来している現状が懸念されたものだ。
情報入手後、直ちに学生指導のうえ反省を促している策が講じ、同じ学生・同じ団体の再発はほとんどないが、新たな学生・団体の飲酒事故がまだまだ続いている。
5月に入り、道内大学生の飲酒死亡事故が発生した。大々的に報道されている中、北大の体育系サークルの飲酒事故が発生した。キャンパス内で起きたこと、多数の未成年者が飲酒したことは、全く同じ状況だった。 しかし、学生代表は未成年飲酒を咎められ、キョトンとした顔をした。自発的に飲む1年生に対して先輩たちは何の指導もしなかった。
すべての公認学生団体は、自ら作成した「事故防止対策マニュアル」に則り、必要な対策を講じているが、万一、未成年飲酒等の事故を起こした場合は、自ずと事故発生から処分決定まで概ね一か月は謹慎することになる。 事故の重大性や常習性によっては、さらに活動停止、公認取消等の重い処分を科され、課外活動に大きな影響を及ぼすことになる。
五輪の試合前、なでしこジャパンのキャプテン宮間は輪の中で選手を奮い立たせた。「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている…。」北大生一人ひとりも高い志や周りの大切な思いがあって、 こうして大学生活を送っている。安易な行動は命に関わる重大な事故を生み、家族を巻き込んで一生を棒に振ることになるので、くれぐれも自制に努めてほしい。
5月に入り、道内大学生の飲酒死亡事故が発生した。大々的に報道されている中、北大の体育系サークルの飲酒事故が発生した。キャンパス内で起きたこと、多数の未成年者が飲酒したことは、全く同じ状況だった。 しかし、学生代表は未成年飲酒を咎められ、キョトンとした顔をした。自発的に飲む1年生に対して先輩たちは何の指導もしなかった。
すべての公認学生団体は、自ら作成した「事故防止対策マニュアル」に則り、必要な対策を講じているが、万一、未成年飲酒等の事故を起こした場合は、自ずと事故発生から処分決定まで概ね一か月は謹慎することになる。 事故の重大性や常習性によっては、さらに活動停止、公認取消等の重い処分を科され、課外活動に大きな影響を及ぼすことになる。
五輪の試合前、なでしこジャパンのキャプテン宮間は輪の中で選手を奮い立たせた。「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている…。」北大生一人ひとりも高い志や周りの大切な思いがあって、 こうして大学生活を送っている。安易な行動は命に関わる重大な事故を生み、家族を巻き込んで一生を棒に振ることになるので、くれぐれも自制に努めてほしい。
一般学生に聞きました
取材=学生広報プロジェクト
新 紗貴(医学部保健学科3年)S a k i A t a r a s h i
取材=学生広報プロジェクト
新 紗貴(医学部保健学科3年)S a k i A t a r a s h i
ホロ苦ツイートメモリー
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