10月6日(土)、黄葉を待つ初秋のキャンパスで、「北海道大学ホームカミングデー2012」が行われました。本学を卒業した同窓生をお招きし、母校の「今」を感じてもらうこのイベントは、今年が初開催。多くの学生が案内ボランティアや歓迎式典等に参加し、卒業生を温かくお迎えしました。
構内各所に設置された屋外案内所で、来場者の受付や案内を行った文学部1年の工藤菜月さんは、「30年ぶりに母校を訪れたというOGの笑顔が印象的でした。来年もさらに多くの卒業生と交流したいです!」と話していました。

クラーク会館で開催された歓迎式典・記念講演会に集まった参加者はおよそ400人。学部や世代を超えて、「北大への思い」で繋がった卒業生が、幾重にも連なって肩を組み「都ぞ弥生」を合唱する様子は、月日を経た大木の年輪のように大きく広がっていきました。
本学では、卒業生の方々が母校に寄せてくださる思いによって、教育・研究活動が支えられています。特にみなさんの学生生活を充実させる課外活動へは、施設の整備や大会出場のための遠征費の補助等さまざまな場面で、卒業生からの寄附が大いに役立てられています。
キャンパスにそびえるエルムの大木のように、わたしたちを温かく見守ってくれる卒業生。来年もぜひ一緒に「ホームカミングデー」で卒業生をお迎えしましょう。

来年の「北海道大学ホームカミングデー2013」は平成25年9月28日(土)に開催予定です。
文=学生支援課 好田知子
text:TomokoYoshida

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