裁判問題研究会
裁判問題研究会,通称“さいけん”は約30年の歴史を有し多くの優秀な諸先輩を送り出しており,現役生もこれに続くべく活発な活動をしているサークルです。
基本的活動としては,毎週2回の例会でゼミ方式で重要判例を素材として議論をしながら法律を理解していくことを行っています。
ちなみに最近例会で取り上げたテーマは,憲法の基本的人権,民法の総則,契約総論,不法行為,刑法の総論などです。
後期の11月中旬ころからは,当会のもう1つの基本的活動として「模擬裁判」がはじまります。当会の模擬裁判は予め設定されるのは事件のみで,会員全員が裁判官,訴訟当事者(原告 被告)に分かれ,与えられた事件に基づき実際の裁判と同じように,訴えの提起から判決の言渡しまで約4ヵ月かけて行います。ここで会員はそれまでの例会で身につけたものを,実際に法廷で証人尋問したり,準備書面や判決を書くことで,より確実なものにしていきます。この過程において会員は法律の解釈,運用を学ぶことができ,問題の抽出,理論の構築の良い訓練となっています。また,ほぼ実際の裁判と同様の手続を踏むことで現代の日本の司法の問題を考えるうえでの良い機会にもなっています。
――と,このように書いていくと“さいけん”はひどくまじめに見えます。そしてそれは,結構事実に即していると思われます。
しかしながら,“さいけん”は「よく遊びよく学ぶ」をモットーにしています。遊びの方も決して手を抜かず,大学祭には毎年出店し,コンパ,夏旅行,ジンパなど,充実した大学生活を会員全員楽しんでいます。
以上,当会の活動を簡単に説明,紹介してきました。当会に少しでも興味のある方,法律・裁判に興味のある方,ゼミに参加したい方,法学部以外の方,理系の方,多くの方の参加を大歓迎します。
興味を持たれた方は月曜日,金曜日の午後6:30から法学部102号室にいらして下さい。
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