学生表彰制度の創設について
−「北大えるむ賞」に多数の応募を!!−
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学生委員会第二小委員会委員長
徳 田 昌 生(とくだ・まさお) |
北大では札幌農学校の創設以来人間形成を大きな柱として教育を進め,幾多の優秀な人材を輩出してきました。いわゆる全人教育が本学の特長となっており,その伝統は今でも受け継がれております。幸い,北大には全国各地から優秀な学生が集まり,大志の念をもって入学した者も少なくありません。さまざまな地方が集まり,さまざまな異なる考えをもった学生同志がお互いに切磋琢磨し,己の人間性を向上させていくことは非常に大切なことではないでしょうか。特に,課外活動などを通して文系と理系の学生同志がお互いに交流し,お互いの視野を広げることは,総合大学としての北大で学ぶ長所を十分に生かすことになります。学部一貫教育が行われている中で,このことは今後益々重要になると思われます。
学生の人間的成長を促す活動を少しでも支援できればと考え,学生委員会では学生を表彰する制度について検討を進めてきました。このほど,北海道大学として「北大えるむ賞」(総長表彰)を創設することが認められましたので,ここにご紹介いたします。
本表彰制度では課外活動の競技会や発表会あるいは社会活動などにおいて優秀な成績をおさめたり,優れた評価を受けた団体や個人を対象としておりますが,この他にも人間形成において地味ではあるが優れた活動を行っている団体も積極的に取り上げたいと考えております。
表彰の決定には9名の学生代表にも加わっていただき,選考を進めることになっております。
以下に本表彰制度の概要をご紹介いたしますので,学生や教職員の皆さまには多数の応募と推薦をお願いしたいと考えております。詳細については学務部学生課(内線2984)にお問い合わせください。
*表彰の名称は「北大えるむ賞」とし,総長表彰とする。
*授与件数は毎年3件程度とし,賞状の授与と記念品(約10万円相当)を贈呈する。
*被表彰者は本学の学生であって,課外活動,社会活動,自己研鑽及び他の学生の指導などの成果が特に顕著であり,優れた評価を受け,本学の名誉を著しく高めたと認められる団体又は個人とする。
*被表彰者は公募によるものとする。
*被表彰者を選考するため,学生委員会の下に「北大えるむ賞審査委員会」を置く。
*表彰の対象期間は,1月1日から12月31日までとし,3月に表彰する。
なお,本年度の公募期間は,本年12月15日(月)から明年1月23日(金)までとしますが,推薦にあたっては自薦,他薦を問いません。推薦書(所定の様式),参考書類などを学務部学生課まで提出してください。
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