昨年11月22日,東京都墨田区のすみだトリフォニーホールで開かれた全日本合唱連盟と朝日新聞社主催の第50回全日本合唱コンクールで,道代表として出場した北大合唱団は,大学部門B(30名以上の合唱団)において,見事に金賞を受賞しました。すばらしい演奏を披露した同団は,金賞の他に文部大臣奨励賞,開催地の墨田区長賞をも同時に受賞し,その演奏成果を高く評価されました。
北大合唱団は,戦前の文武会合唱部を起源とし,創立以来70有余年に及ぶ歴史を持つサークルで,戦後,上述の合唱コンクールが始まって以来しばらく道代表として出場していましたが,全国上位入賞は容易に果たすことができませんでした。昭和40年代からは,しばらく合唱コンクールに出場することはなかったのですが,数年前から,北海道教育大学音楽科教授の長内勲先生を客演指揮者に迎えてから,めきめきと技術的にも向上し,本年,34年ぶりに全道代表となり,全国においても断然他を圧して金賞を得ました。来年は,福岡で開催されるコンクールに今年の成績にもとづいてシード権を得て特別に出場することが決まっており,団員一同,張り切っています。
(学務部学生課)