特集 ボランティア |
ボランティアをはじめてみて 〜その2〜 |
Y ・ I , K ・ H |
少し、時間ができたからというので、ボランティア相談室に入ってみた。暇つぶしになればいいと思っていた。相談室前に掲示してある求人を見ると、老人ホームでの仕事が多く目についた。主に話し相手が仕事のようだ。他にもいろいろあったが僕はそのとき、たまたま1人足りないということで、幼稚園での“もちつき”の手伝いをすることになった。当日のもちつきは、男三人も必要ないくらい簡単なものだった。あまりにも簡単で、その場に居づらくなるほどだった。もちをついて、みんなで作って、それなりに楽しかった。つまり、ボランティアをさせてもらっていると思えたのだ。考えてみると、普段ではほとんど触れることない場所である。そこで働く人たちには、僕にはないひたむきさが感じられ、また優しくも思えた。今回、ボランティアをしたことで、そんな経験の中、ボランティア精神を教わったという気がしている。
(Y・I君,理学部3年,K・H君,経済学部2年)
第1回のボランティア養成講座には、62名が参加、それがきっかけで活動に結び付いた学生が何人もいる。