学生生活実態調査等で寄せられたみなさんからの意見・要望等の中から、学務部に関する事項について次のとおり回答します。
学生課に関する要望
1.サークル会館の利用時間の延長について
現在、サークル会館の利用時間は9時から22時までとしていますが、利用時間の延長を求める声があります。
利用時間については、開設当初は21時までとしていましたが、強い要望により昭和58年から22時までに延長しました。当時のサークル会館周辺の住宅事情は現在とは違い、多少の騒音(楽器音など)は気にならなかったものと推察されますが、近年になり周辺の住民から夜間の騒音に対する苦情が年々増加し、対応に苦慮しています。
このような理由により、特に必要と認めた場合は延長を認めることがありますが、原則的には利用時間は22時までが限度と考えています。
2.文化系サークルの活動場所の充実について
各種サークル団体の共用施設であるサークル会館(札幌地区 3,209u)は、大小46の部屋を持っていますが、文化系・体育系を合わせると本学には110の団体があることから、常に飽和状態の感があることは否めない事実です。特に文化系サークルにとっては、活動の中心となる施設なのですが、部屋数が足りないため、音楽系の団体が廊下・階段等で練習すると館内に演奏音が響き、他サークルの活動に大きな支障を来しています。
このような状況を少しでも解決しようと、平成6年度から「第二サークル会館」(1,100u程度)新設を要求していますが、教育にかかわるものが優先されることもあり、未だ実現に至っていません。
今後も努力し要求を続けていきますが、この施設の新設が実現するまでは、現存の「サークル会館」及び「クラーク会館」を計画性をもって、有効に利用するようお願いします。
3.物品購入、施設整備等に関する要望について
各サークルからの物品購入、施設整備等に関する要望がどのように処理されているかを簡単に説明します。
@比較的軽微な修繕、物品購入等については、学務部の予算から支出しています。
A学務部予算では対応できない規模の改修、物品購入等は学務部から学内の予算担当部署に予算を要求し、対応しています。
B大型の改修工事・建物の新規要求等は、文部省へ予算要求を行い対応しています。
およそ、以上の三つの方法によりますが、学務部としても施設の整備等については必要に応じ対応していますので、要望提出の際にはサークル内または体育会で十分検討し、意思統一を図った上で、サークル会館事務室に相談に来てください。
(学務部学生課)