エルムさん


  今号のエルムさんは、平成10年北大えるむ賞に輝いた「北大交響楽団」に所属し、昨年のコンサートマスター(通称コンマス)を務めた医学部4年の中野史人君。中野君は4歳の時からバイオリンを始め、この道20年になるベテラン(年齢と学年の合わないのは追求しないでと本人の弁)。コンマスは「陰の指揮者」とも言われ、ちょっとした体の動きにメンバーがタイミングを合わせ、それが演奏の善し悪しを決めると言っても過言ではないとか。
  入学式や卒業式などで耳にする交響楽団の実力は誰しもが認めるところだが、全国レベルのコンクールには何と抽選で出場が決まるため、実力以上にくじ運が必要となる。前回出場した時には、当然のごとく優秀な成績を上げた。
  交響楽団は毎年6月と11月に定期演奏会を行っているが、今秋に記念すべき100回目を迎えるため、団員一同(およそ160人)は記念演奏会を目指し、大いに張り切っている。

(夢 一夜)



 

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