長田 義仁(おさだ よしひと)

昭和18年生まれ、昭和41年早稲田大学理工学応用化学科卒業、昭和46年Ph.D取得(モスクワ大学)。茨城大学助教授、同大教授を経て、平成4年北海道大学大学院理学研究科教授就任。平成13年より同大学院理学研究科長・理学部長。高分子学会副会長。一貫してソフト&ウェットマテリアルである高分子ゲルを用いた人工筋肉の研究を展開している。平成9年より13年まで文部省特別推進研究「高分子ゲルを用いた生物様運動素子の創製」、平成14年より学術創成研究「ソフト&ウェット型人工筋肉の創生と生体代替運動システムへの応用」を推進。

・西村紳一郎 ・稲垣 冬彦 ・田中  勲
・五十嵐靖之 ・高田 賢蔵 ・有賀 寛芳
・鈴木 範男 ・浦野 明央 ・山下 正兼
・野村 靖幸 ・鎌滝 哲也 ・小林 淳一
・小野江和則 ・上出 利光 ・高畑 雅一
・田村  守 ・下村 政嗣 ・笹木 敬司
・松田  彰

理学研究科 長田 義仁

拠点形成の目的と特徴図
 本21世紀COEプログラムは、バイオサイエンスとナノテクノロジーの研究領域において独創的、先端的な研究を展開している北大の4つの部局:大学院理学研究科生物科学専攻、薬学研究科3専攻(生体分子薬学専攻、創薬化学専攻、医療薬学専攻)、電子科学研究所、遺伝子病制御研究所が、研究・教育における部局の垣根を取り払って力を結集し、新しい生命科学の研究教育拠点を形成するものです。「新生命科学拠点」では、1)タンパク質、糖鎖、脂質の構造機能解析に焦点をあてた基盤生命科学研究と、その展開としての創薬・テーラーメイド治療研究を含むポストゲノム科学研究、2)レーザー光技術や単一分子計測などの新解析技術やバイオ新素材の開発につなるナノテクノロジー研究、の飛躍的発展を図ると共に、3)バイオとナノテクを融合した新しい学際的な研究領域、ナノバイオサイエンスの創成とその発展を目指しています(図1参照)。これらの研究の実施には、産学官連携を視野に入れた北大北キャンパス構想の中心として新しく建設中の創成科学研究機構棟、次世代ポストゲノム研究棟、ナノテクノロジー研究棟を活用する予定です。また、教育においては、部局横断的組織ならではの新しい研究指導体制を導入し、将来の我が国の生命科学研究を担う学際的な知識をもつ若手研究者の養成を行います。


図1:本COEプログラムの目的(拡大図→


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