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「マリンサイエンスと食品」セミナーを開催
−水産科学研究科,先端科学技術共同研究センターが主催−

開催のあいさつをする絵面研究科長
開催のあいさつをする絵面研究科長

 大学院水産科学研究科と先端科学技術共同研究センターは,(株)ラルズ,北海道TLO(株),(財)北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団),北海道経済産業局,北海道経済連合会の後援を得て,11月27日(火)13:20〜17:30,「かでる2・7」(札幌市中央区北2条西7丁目)において,共同研究推進セミナー「マリンサイエンスと食品」〜マリンサイエンスが創るニュービジネス〜を開催しました。
 このセミナーは,水産科学研究科が保有する多数のビジネスシーズを札幌圏の企業に紹介し,共同研究の推進やニュービジネスの創出に役立てようとしたもので,水産科学研究科・水産学部のOBを中心に参加を呼びかけました。
 当日の札幌はあいにくの雪でしたが,約170名の参加があり,会場は熱気に包まれました。
 セミナープログラムは以下のとおりです。
○基調講演(13:30〜14:10)
  「シーズとしてのマリンサイエンス」
   先端科学技術共同研究センター客員教授  佐々木 信 夫
○セッション1(14:10〜14:55)
  「食品と水」
  司会 農学研究科教授 伊 藤 和 彦
  「機能水とは?!−電解水及び深層水の有用性−」
    水産科学研究科教授 鈴 木 鐵 也 
  「水産用水と排水の殺菌装置−紫外線・オゾン・電解−」
    水産科学研究科教授 吉 水   守
  「食品成分をとりまく水−品質,物性への影響−」
    水産科学研究科助教授 川 合 祐 史
○セッション2(15:10〜15:55)
  「食品の機能」
  司会 先端科学技術共同研究センター長  冨 田 房 男
  「酸化防止−水産油脂の有効利用−」
    水産科学研究科教授 宮 下 和 夫
  「廃棄水産物の再生利用−分子修飾による新しいタンパク質素材の開発−」
    水産科学研究科助教授 佐 伯 宏 樹
  「魚肉タンパク質−その組織化力の新規利用−」
    水産科学研究科教授 今 野 久仁彦
○パネルディスカッション(16:10〜17:25)
   「マリンサイエンスが創るニュービジネス」
    経済学研究科教授 濱 田 康 行
    (株)ラルズ 代表取締役社長 横 山   清
    水産科学研究科教授 高 橋 是太郎
    水産科学研究科教授 嵯 峨 直 恆
    北海道TLO(株)特許流通アドバイザー  山 田 邦 重
パネルディスカッション(左から濱田教授,高橋教授,嵯峨教授,横山社長,山田特許流通アドバイザー)
パネルディスカッション
(左から濱田教授,高橋教授,嵯峨教授,
 横山社長,山田特許流通アドバイザー)

(先端科学技術共同研究センター)