北海道大学大学院国際広報メディア研究科では,公開講座「聴くことの時代」を9月18日から12月11日まで13回開講します。
この講座では,「音」,「声」,「音響」をキーワードに,音楽・文学・映画といった文化や歴史,思想や社会といった多面的な切り口から,いま,「聴くこと」の意味を改めて考えなおしてみたいと思います。
講義の実施要項は次のとおりです。
1.講 座 名 |
大学院国際広報メディア研究科公開講座「聴くことの時代」 |
2.日程・講義題目・講師 |
下表のとおり |
3.開 講 時 間 |
午後6時30分〜午後8時(1時間30分) |
4.実 施 会 場 |
北海道大学言語文化部105室(1階) |
5.受 講 資 格 |
満18歳以上の方であればどなたでも受講できます。 |
6.定 員 |
50人 |
7.受 講 料 |
7,800円 |
8.申 込 方 法 |
(1) 申込期間:8月21日(水)〜9月6日(金)(土・日除く)午前9時〜午後5時 |
(2) 申込場所:国際広報メディア研究科・言語文化部事務室(4階) |
(3) 申込手続:受講申込書に受講料を添えて直接お申し込みください。 |
9.照 会 先 |
国際広報メディア研究科・言語文化部総務掛(内線5115,5129) |
日 程 |
講 義 題 目 |
講 師 |
第1回 9月18日 |
イントロダクション―音の風景さまざま |
言語文化部助教授
清 水 賢一郎 |
第2回 9月25日 |
鐘の音と共同体―近代フランスの音風景 |
言語文化部助教授
竹 中 のぞみ |
第3回 10月
2日 |
聴衆という制度 |
言語文化部助教授
鈴 木 純 一 |
第4回 10月
9日 |
ラジオから流れることば―音声言語と国民国家をめぐって |
大学院国際広報メディア研究科助教授
橋 本 聡 |
第5回 10月16日 |
姿なき尖兵―放送メディアと身体の変容 |
言語文化部助教授
清 水 賢一郎 |
第6回 10月23日 |
映画を聴く |
言語文化部教授
西 昌 樹 |
第7回 10月30日 |
乖離する音 |
言語文化部教授
高 橋 吉 文 |
第8回 11月
6日 |
散乱する声の行方―現代小説の場合 |
言語文化部助教授
西 村 龍 一 |
第9回 11月13日 |
詩を読むひとびと,詩を聴くひとびと―ポエトリー・リーディングの世界 |
情報メディア教育研究総合センター教授
野 坂 政 司 |
第10回 11月20日 |
日本のうたを聴く―流行歌からニューミュージック,Jポップまで |
言語文化部教授
西 昌 樹 |
第11回 11月27日 |
雑音と音楽 |
言語文化部助教授
堀 田 真紀子 |
第12回 12月
4日 |
作曲家vs聴衆―現代音楽の作曲の現場から |
北海道教育大学札幌校助教授作曲家
南 聡 |
第13回 12月11日 |
聴こえるがゆえに見えなくなっていること―ろう・手話の異化作用 |
言語文化部助教授
土 永 孝 |
(国際広報メディア研究科)
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