レクリエーション

平成14年度北大山岳会春季事業登山

カムイヌプリ(750m)―登別市・幌別ダムサイトコース―
6月1日(土)参加人数13名
 前日までの予報から余り芳しくない天気と思っていましたが,実際は快晴の上天気。絶好の登山日よりとなりました。会長のあいさつと自己紹介の後,各車に分乗し医短前7時出発。道央道を使って登別へ向かいました。北大山岳会で高速道路を使うのは珍しいことです。車中の会話も弾み,あっという間に登山口です。三合目で沢に架かる丸木橋を渡り,ササの中の道をしばらく行くと傾斜が増して,ダケカンバの林となり,標高400mでカムイヒュッテのある6合目となります。小休止の間にちょっとささやぶの中に入るとタケノコが取れました。いよいよ8合目下で急激に傾斜を増し,岩も露出して初心者にも適度のスリルを楽しめる鎖場となります。その登りきった所に時期的には遅いですが,山つつじがきれいに咲いていました。頂上は樹林が切れて,登別から室蘭にかけての街並みを見渡すことができました。稜線に続く室蘭岳も,麓からよりも迫力を感じる山容です。さらに噴火湾の向こうにうっすらと駒ヶ岳が見えました。さて山岳会名物の山頂鍋は,柏・舞茸うどんが振る舞われ,辛みもききおいしかったです。記念撮影後,下山。女性達は今晩の夕食のおかずにと,山菜を採って帰宅。カムイヌプリは室蘭岳よりも登りごたえのある,バラエティーに富んだコースでした。(コースタイム)医短7:00−登山口9:30−カムイヒュッテ10:10−山頂11:30−登山口14:30−医短18:00

ニセコアンヌプリ(1309m)―ニセコ山の家コース ―
6月29日(土)参加人数22名
 6月29日,晴れやかな初夏の空の下,登山ファンが集いました。ニセコで合流したメンバーも合わせて総勢22名,これまでにない盛大な事業登山になりました。登山口に向かう途中でニセコの道の駅に寄り,新鮮野菜を格安で買ってのんびりした道行きです。さて肝心の登山ですが,準備も済ませいざ登り始めますと,風がなく意外に暑いのです。バテぎみでしたが,山頂鍋の材料を背負っているリーダーが一番後ろにいますので,安心です。「お願い食べて,食べて」と言わんばかりのタケノコに魅せられながら,ゴゼンタチバナの白い清楚な姿に心を奪われながら,それぞれのペースで山頂を目指します。一汗かいた後は,さえぎるもののない頂上からの展望を楽しみます。沢すじに雪を残した羊蹄山,ニセコの山々。そして仕上げに栗の入った贅沢なお汁粉を漬物が欲しいと言いながら皆でお腹いっぱい味わいました。下山後は,麓の五色温泉で露天風呂につかって,幸せな一日を振り返りました。(コースタイム)医短7:20−登山口11:10−山頂13:30−登山口16:10−医短19:45

(北大山岳会)

カムイヌプリ山頂 ニセコアンヌプリ山頂
カムイヌプリ山頂
ニセコアンヌプリ山頂