大学と高等学校とが共通に抱える教育上の課題等について意見交換を行い,相互に理解し合う場として「平成14年度北海道地区大学ガイダンスセミナー」が9月18日(水)本学学術交流会館において,開催されました。本セミナーは毎年1回,北海道教育委員会,北海道高等学校長協会,北海道高等学校進路指導協議会及び道内の国公私立大学で組織する北海道地区大学ガイダンスセミナー実施委員会と独立行政法人大学入試センターとの共催で行われています。
当日は,道内の高等学校の進路指導担当教員等36校70名,大学の入試広報担当教職員等27大学51名が参加し,午前中は,開会あいさつに引き続き東北大学アドミッションセンター倉元直樹助教授から「入試問題は何をはかっているのか?」と題する講演が行われました。
午後からは高校と大学の意見交換として,「理想の入試問題とは何か?−新しい教科書を解剖する」をメインテーマとするシンポジウムを行い,「英語の教科書は何が変わったのか」,「理科の教科書は何が変わったのか」,「英語の入試問題を作る」,「理科の入試問題を作る」について,高校・大学の教育現場から報告があり,活発な討論が行われました。
(アドミッションセンター)
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