第1回目の実験ツアー(時報10月号でお知らせ)に続いて,去る10月29日(火)に「北大Campus
Visit」の一プログラムであるキャンパスツアー(実験ツアー)の第2回目を実施しました。当日は朝からみぞれ混じりの寒い天気で実施も危ぶまれたのですが,札幌北陵高校の生徒102名を迎えたツアースタートの午後2時45分には雨もやみ,寒い中でしたが学生ガイドの案内で情報教育館を6コースに分かれ出発しました。各コースでは見どころとしていた施設や実験で高校生から驚きと感動の声が上がっていました。
90分後にはそれぞれのコースが,クラーク会館大講堂(3コース),留学生センター,工学部情報エレクトロニクス棟,情報教育館に元気にゴールし,アンケート記入をしてもらいました。その結果が示すとおり,非常に高い評価を受け,参加した高校生に良い感化を与え,有意義なものとなりました。学生ガイドの熱心さがひときわ光った一日でもありました。今後,2回にわたる実験結果を細かに検討し,4月以降の本格始動に向けてよりよいものに構築していきたいと思っています。
今回の実験ツアーに至るまで,6月以降,大学院国際広報メディア研究科山田吉二郎教授の協力のもとに,北大元気プロジェクト「Campus
Visit“キャンパスツアー”プロジェクト」の学生(大学院学生8名,学部学生24名)とともに,ツアーのコース設計及びガイドシナリオの作成を行ってきました。これらの作業に当たっては,学生の持つ豊かな感性と高校生に与える影響を考慮し,すべて学生の手によって精力的に行われてきました。学生と山田先生,ACスタッフとによる4か月間の30回におよぶミーティングを重ねてツアーに臨んだものです。
ツアーコース設計の折には,学生たちが手分けして学内の各部局を訪ね,ポイント探しを行いましたが,その際お訪ねした先生方におかれましては,御理解を示してくださり,快く応じてくださいました。また,実験ツアー当日も,訪問予定時間の遅れなどにもかかわらず,親切に対応していただきました。学生たちもやり遂げた満足感とさわやかさを感じておりました。各部局の示してくださった御理解と御親切に心から感謝を申し上げます。
引き続き温かい目で見守っていただき,励ましていただけますよう,よろしくお願いいたします。
(アドミッションセンター)
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