部局ニュース

歯学部附属病院で「第5回院内写真展」を開催

 歯学部附属病院では,11月8日の「いい歯の日」にちなんで11月5日(火)から11月15日(金)までの2週間,外来の玄関ロビーにおいて,「第5回院内写真展」を開催しました。
 この写真展は本院患者サービス委員会が開催している恒例の行事です。今年も患者さん,職員,学生の皆さんから計30点の写真を出品していただきました。今年の作品の特徴は,例年と同じ旅の思い出,生活の一コマ,北海道の山や湖を背景に四季折々の情景等ですが,中には大判写真の力作もあり,多くの方々に感動を与えて大変好評でした。
 今年も開催期間中にアンケートによる人気投票を行い,どの作品も好評で順位が付かない作品も多くありました。御覧になった方々からは多くの御感想も頂きましたが,上位3点の作品について御紹介します。中でも,伊藤仁浩さん(北大職員)の作品「黄金色の時間」は,「とてもきれいでかわいらしく心のなごむ作品」などのコメントと,構図やテクニックなども高く評価されて全作品中で一番人気でした。
 亀山武志さん(歯学部学生)の作品「キタキツネ」も人気が高く,「キタキツネってかわいいものなのだなと再確認,無防備な表情が私の心をホッとさせてくれました,ありがとう」「足を止めてしまう程かわいい,愛犬をなくしたばかりで……この写真ゆずっていただけますか」との御要望もありました。さらに,「ふつう見えないことを見せてくれる」「安らぎを覚えました。亀山武志さんの写真は小鳥やキツネの愛らしいものや自然の風景など,写真に添えられているコメントや説明がすごく良かったです,とても楽しめました,ありがとうございました」などのコメントも多くありました。
 土屋英夫さん(患者さん)の作品「夕日」も人気が高く,「いいなあ,とってもすてきです,こんな写真が欲しい素晴らしいと思う」,「胸にしみ込む,夕日の美しさに改めて感動しました。また,北国でないとわからない感じが表れていると思います」,「心にしみますそして心が落ち着くような反面さびしくなる気もします」,などたくさんの感想が寄せられました。
 今年のアンケート調査からも皆さんの心の温かさが感じられ,この写真展が患者さんにとって通院時の憩いのひとときとなっていることから,今後もこの企画を続けたいと思います。最後に,この写真展に御協力いただき,素晴らしい写真をたくさん提供していただいた応募者の皆様に心から感謝申し上げます。
 そして,これを読まれた皆様の中からも,来年の写真展に新たに応募していただけることを願っております。

(歯学部附属病院)

写真展風景
写真展風景