部局ニュース

歯学部附属病院で「第1回SDワークショップ」を開催

 歯学部附属病院では,SD(staff development)委員会が主体となり初めてのワークショップを1泊2日で開催しました。雪模様の11月9日(土)早朝,沙流郡日高町の「国立日高少年自然の家」に向けて一行35名は出発しました。メインテーマは「医療事故防止に向けてのアプローチ」というもので,医療に携わるものとしては避けては通れない分野を選びました。このため,一般の教官のみならず,病院長と副病院長,看護部,薬剤部,技工部,放射線部,中央検査部,事務部の各部門からも積極的な参加が得られました。札幌から遠く離れたところで2日間缶詰になることと,ワークショップが初めての参加者が多かったことで,道中は皆言葉少なに過ごしておりました。少年自然の家に到着後,昼食(美味!)をとってからいよいよワークショップ開始です。緊張感が高まる中,まずice breakingが行われ,ようやく参加者間に活気が出てきました。今回は5班にわかれ,<卒前教育のあり方>,<卒後研修のあり方>,<病院経営とのせめぎ合い>,<人と人,人と組織との関わり>のサブテーマに沿ったワークショップを繰り広げました。日常臨床の現場では全く立場の違うスタッフが同じテーブルで討論を交わすため,日ごろ気付かない部分のディスカッションも数々みられ,どのグループでも熱気あふれるワークショップが繰り広げられました。このため,1日目の夕食が終了した後にもなお,個別に討論を繰り広げる光景も見られたほどです。遠方ということもあり大変ハードなワークショップでしたが,各々の班が充実したプロダクトを生み出し,満足のいく2日間のようでした。今後の歯学部附属病院の活躍に御注目ください。

(歯学部附属病院)

各班によるワークショップ
各班によるワークショップ
ミニレクチャー
ミニレクチャー