工学研究科では,平成14年11月22日(金)に大韓民国 忠北大学校工科大学との部局間学術交流協定調印並びに学生交流覚書を取り交わしました。
忠北大学校は,韓国の中央部,忠北道の教育文化都市,清州(チョンジュ)市にあり,創立は1951年(昭和26年),12学部を有し,学部学生数18,000名,大学院学生数2,200名,教官数650名を誇る韓国を代表する国立総合大学の一つです。
工科大学は,創立1977年(昭和52年),11のコース(学科)があり,学生数は4,000名,教官数は115名となっています。
工学研究科と忠北大学校工科大学との交流は,平成12年から活発化し,教官の相互訪問,シンポジウム開催等を経て,平成14年1月には忠北大学校工科大学教官2名が来学,工学研究科長と両校の国際交流について意見交換,同年2月には工学研究科教官が忠北大学校工科大学を訪問し,Kim工科大学長と面談,両校の協定について意見交換,同5月には本研究科教官4名と総務課長が忠北大学校工科大学を訪問,Kim工科大学長,Bark工科大学行政室長と両校の交流協定(案)について協議しています。
その後,本年9月に工学研究科教授会において,忠北大学校工科大学との部局間交流協定締結が審議・了承され,調印日程について調整した結果,11月22日に札幌で執り行うことが決定されました。忠北大学校工科大学からは,Kim,
Kyoung Ho (金 京 鎬)工科大学長,Lee, Kwang Ho (李 光 浩)教授,Park, Soo-Gil (朴
秀 吉)教授, Kim, Hyeong Sic (金 N 植)工科大学行政室長(事務部長)の4名が来学され,Kim工科大学長と佐伯工学研究科長が,学術交流協定・学生交流覚書にサインし,両校の新しい国際友好関係のページが開かれました。
学術交流協定は,「教官・研究者の交流,学生の交流,学術資料・刊行物の交換,共同研究シンポジウムの実施」等の諸活動の促進を目指したもので,有効期限は5年間,学生交流覚書は短期留学(1年未満)について相互に授業料等の不徴収を取り決めたものです。
なお,忠北大学校工科大学の一行4名は,交流協定調印に先立ち,中村総長を表敬訪問し,Joo, Ja-Moon忠北大学校学長からの両校の交流発展に関するメッセージを伝え,記念品を交換,国際交流に関する意見交換を行いました。
(工学研究科・工学部)
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