▼2002年も残すところ数日，本誌も各部局の方々の御協力により，一年間無事発行することができました。編集担当者一同お礼申し上げます。 ▼失われた10年ともいわれている長期的な不況の中で，道内の自治体ではフィルム・コミッションの取り組みを進めています。 　映画，テレビのロケーションを誘致するため，施設，道路の使用許可はもとより，各種規制の情報提供などのサポートを行うための組織で，撮影を円滑に行うことにより，ロケ地での経済活動，観光客の増加など，北海道の活性化への効果が期待されています。 　ところで，北大での撮影依頼はどの程度かと集計してみたところ，映画やテレビ撮影，風景写真の掲載など年間100件を超える多さです。 　四季を通しての構内の自然や建造物の美しさが，大きな理由であることは言うまでもありませんが，撮影依頼の多いポプラ並木，イチョウ並木，病院，農学部前，エルムの森周辺の関係部局の全面的協力により，撮影許可がスムーズに行われているのも一つの理由かと思われます。 　改めてお礼申し上げます。