6月6日(金)午後3時から情報教育館において「The Whiteness
of American Modernism−アメリカの白いモダニズム−」と題する講演会を開催しました。
この講演会は,6月開催のアメリカ学会年次大会に,米国のアメリカンスタディズの研究者が来日されるのを機に,在札幌米国総領事館と本学との共催により開催したもので,今回で2回目を迎えました。教職員や学生をはじめ,国際交流団体職員,一般市民など約40名が参加しました。
講師に南カリフォルニア大学教授カーラ・カプラン博士をお迎えし,文学におけるモダニズムとは絶えず新しい要素を取り込みながら変化していくものであり,作家の人種や性別などにより排他的に選別されるものではないという考えから,現代アメリカが抱える戦争や人種差別の問題に至るまで多岐に渡った講演を頂きました。
コメンテーターの文学研究科瀬名波助教授によるわかりやすい解説の後,参加者から多数の質問が寄せられ,予定時間を大幅に超えて終了しました。
(総務部国際交流課)
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