部局ニュース

「防火訓練」の実施

○附属図書館

北消防署消防司令からの講評
北消防署消防司令からの講評

 附属図書館北分館では,札幌市北消防署の指導と協力を得て自衛消防訓練を10月22日(水)に実施しました。
 訓練には職員,利用者約70名が参加し,2階閲覧室から出火したとの想定で初期消火,通報連絡,避難誘導が迅速に行われました。避難訓練の終了後,北消防署消防司令から講評を受け,訓練の重要性と防火意識を改めて実感しました。引き続き実際に訓練用消火器による消火訓練を行い,所期の目的を果たしこの日の訓練を無事終了しました。

(附属図書館)


○北海道大学病院

消火器を使った消火訓練
消火器を使った消火訓練
汚染検査の様子
汚染検査の様子

 北海道大学病院では消防法の規定に基づき,年2回の防火訓練を行っていますが,本年も秋の総合訓練を10月24日(金)午後2時から,病棟3階集中治療部を火元として,昼間の火災発生を想定した総合防火訓練を行いました。出火階のナースステーション及び北海道大学病院自衛消防隊を中心に,医師,看護師,技師,事務職員等本院関係者271名,入院患者146名の総勢417名が参加し,迅速かつ的確な通報・初期消火・避難救助及び救護・危険物の保管又は搬送・非常食の確保等を目的とした総合的な訓練を行いました。なお,屋外では札幌市北消防署の係官の指導のもと新人看護師等33名により,実際に消火器を使った消火器実地訓練も行われました。
 訓練終了後,北消防署の係官より「訓練は全体的に良かった。特に留意すべき点として,防火区画について誘導灯や消火器の位置をふだんから覚えておくこと。そうすればどこで火災が起きてもうまく対処できるはずです。」等の講評を受けました。実際に火災が発生した場合にスムーズに対処できるかどうかの不安も残り,日ごろの訓練の大切さを実感しました。
 また,同日,原子力防災訓練が泊村原子力発電所を被災場所として実施されました。本訓練は,原子力災害対策特別措置法に基づき毎年実施されており,被ばく患者を札幌市内の2次被ばく医療機関へ搬送する訓練として,今年度は北大病院に搬送されました。今回は医師,看護師,技師,事務職員等本院関係者計25名が北電,道とともに訓練に参加し,被ばく患者の受入れ,管理区域の設定,患者の汚染検査,管理区域の汚染確認等を想定した防災訓練を実施しました。

(北海道大学病院)


○工学研究科

自衛消防隊による初期消火活動の様子
自衛消防隊による初期消火活動の様子

 工学研究科では,札幌市北消防署の指導と協力を得て10月17日(金)に自衛消防訓練を実施しました。
 当日は,情報エレクトロニクス系棟3階リサーチラウンジから出火したとの想定のもと,本研究科自衛消防隊による通報連絡,非常放送,避難誘導,初期消火,防護措置,負傷者救護,重要書類搬出などの活動訓練,また学生・教職員による避難訓練及び消火器操作訓練を行いました。
 訓練終了後に,札幌市北消防署職員より,今回の自衛消防訓練は全体的に非常に良好であった旨講評があり,さらにはこれを教訓として地震等における万一の災害に役立てて欲しいなどのお話がありました。最後に安全管理委員会委員長(研究科長)から,札幌市北消防署職員及び本研究科関係者への謝辞,並びに学生・教職員に対して日ごろからの防火・防災への心構え,緊急時の消火・安全確保などの万全の対応について要請があり,訓練のすべてを終了しました。

(工学研究科・工学部)


○農学研究科

消火器を使った訓練
消火器を使った訓練

 農学研究科では,10月15日(水)午前11時50分本館2階のS202号研究室から出火したとの想定で,防火訓練を実施しました。
 今回の訓練は自主訓練として,非常時における通報・連絡体制を確立するとともに,避難の迅速な対応の向上を図るため,自衛消防隊を主体とした通報,初期消火,避難誘導を中心に行われ,参加した学生,教職員は緊張した雰囲気の中で本番さながらに取り組み,訓練の重要性と防災意識を改めて見直しました。
 避難訓練終了後には,防災設備業者の方々の指導のもと,消火器を使っての消火訓練も行われ,最後に諏訪正明農学研究科長から,「これを機会にいま一度避難経路や消火設備等の確認をし,まさかのときのために備えてほしい」とのあいさつがありました。

(農学研究科・農学部)


○獣医学研究科

消火器・消火ホースによる消火訓練
消火器・消火ホースによる消火訓練
救助袋による脱出訓練
救助袋による脱出訓練

 獣医学研究科では,10月21日(火)午前11時30分本館2階第1実習準備室から出火したとの想定で防火訓練を実施しました。
 今回の訓練は,本研究科自衛消防隊を主体とした通報,避難誘導,初期消火,避難器具の操作方法等の訓練であり,非常時における学生,教職員等の安全確保を図ることを目的とし,約200名が参加して行われました。
 訓練は,自衛消防隊各係ごとの訓練計画に基づいた職務分担に従って行われました。
 訓練終了後に,喜田研究科長から講評が行われ,非常時及び日常の防火に対する心構え等について再確認があり,引き続き消火器・消火ホースによる消火訓練及び救助袋による脱出訓練を行い,訓練の重要性と防火意識を改めて見直しました。

(獣医学研究科・獣医学部)


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