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体育指導センター特別公開講座「チャレンジ:転倒予防」の終了

「ノルディック・ウォーキング」で体育指導センター主事と受講生
「ノルディック・ウォーキング」で体育指導センター主事と受講生

 体育指導センター主催の特別公開講座が,1月10日(土)から2月7日(土)の計4回延べ12時間にわたり,転倒予防をテーマに,一般市民を対象として実施されました。
 この講座は,定員(20名)の3倍を超える応募者の中から,選抜された19名が参加して,体育指導センター,サークル会館などを会場に,転倒防止指針の講義,足首の筋力強化歩行,平衡性維持のマシーン歩行,ノルディック・ウォーキング等のトレーニングが行われました。
 また,同講座の前後には,北海道産学官協働センター(コラボほっかいどう)にある高性能な精密機器を利用して,参加者全員の重心動揺測定テスト等が行われ,当該トレーニングの効果を検証できる精度の高い測定データが得られました。
 今日,高齢者の「つまずき転倒」の予防のために筋力トレーニングが全国的に推進されているところですが,同講座は積雪寒冷地に特有な凍結路面での「スリップ転倒」の予防に焦点を当てた全国でも初めての取組みであり,参加者からも「冬道に自信がついた」との感想が多くありました。
 なお,参加者各自は,同公開講座終了後も,引き続き「チャレンジ日誌」(雪氷路面歩行時のスリップと転倒に関する日誌)を毎日記録し続けており,同講座実施の効果を検討するため,雪解けを待ってアフター・セミナーの開催を計画しております。

(体育指導センター)

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