○ 役員会,教育研究評議会
4月1日(木),法人移行に伴い,新たに設置された役員会が事務局特別会議室において開催されました。
役員会は,国立大学法人法の定めるところにより,主として本学の中期目標についての意見,年度計画,予算の作成及び組織の設置又は廃止に関する重要事項を審議することとされており,当日は,理事7名の他,オブザーバーとして監事2名が出席する中,中村総長から「国立大学法人北海道大学として発足するにあたり,大学本来の任務である教育,研究,さらには社会貢献を誠実に果たしていける大学にしたい」とあいさつがあった後,「組織に関する規則」や「就業規則」及び「平成16年度予算案」などについて,それぞれ審議が行われました。
また,その後開催された教育研究評議会は,役員会と同様,国立大学法人法に定められた本学の教育研究に関する重要事項を審議するための機関であり,当日は,事務局大会議室において,総長及び理事を含む41名の評議員並びにオブザーバーとして監事2名が出席する中,「教育研究に関する諸規程」や「中期目標・中期計画(案)」などについて,それぞれ審議が行われました。
今後,役員会は月2回,教育研究評議会については月1回を基本として開催される予定です。
○ 経営協議会
4月14日(水),新たに模様替えをした事務局第1会議室において,第1回経営協議会が開催されました。経営協議会は法人化を契機に国立大学法人法で定められ,国立大学法人の経営に関する重要事項を審議する機関として教育研究評議会と並ぶ大学運営の両輪の一つとして位置づけられるものです。
当日は,学外委員12名及び学内委員12名の全委員が出席し,総長のあいさつ,各委員の自己紹介に続き,総長の議事進行により,「中期目標・中期計画(案)」,「経営に関する重要な規程等の制定・改正」,「総長選考会議委員の選出」,「平成16年度予算及び業務方法書」について,それぞれ審議が行われました。
委員からは,「附属病院の独自性の主張」,「産業界の視点を加味した大学院教育の実施」,「顧客である学生に対するサービスの充実方策」,「職員の業務評価制度の構築」など大学運営にとって貴重な意見が出されました。
この経営協議会は,年度計画,概算要求,予算,その他経営に関する事項を議題として年4〜5回程度開催する予定です。
(総務部総務課) |