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国際交流会館周辺の清掃及び消火訓練を実施

 平成16年5月22日(土)に国際交流会館において留学生,外国人研究者及びその家族ら住人を対象に清掃及び消火訓練が実施されました。
 国際交流会館は教育研究の国際交流の促進に資するため,本学の外国人留学生及び外国人研究者に居住の場を提供することを目的として,平成8年に夫婦棟20室,平成9年に家族棟44室がそれぞれ設置されたもので,現在約150名が居住しています。
 国際交流会館には,初めて来日した留学生等が多く居住しており,日本の習慣や文化に慣れない者が多いことから,ごみの分別方法等の周知徹底を図るため,新規渡日留学生が多く入居する時期である春と秋の年2回,会館周辺の清掃を行っており,今回は約60名の留学生,研究者とその家族が参加しました。
 当日は,札幌市北清掃事務所の普及担当係長から札幌市の指定するごみの分別方法などの説明を受けた後,6〜7人毎のグループに分かれて,会館周辺のごみを拾い,その後,国際企画課職員の指導のもと,集めたごみを留学生たち自らが分別を再確認し,ごみ分別方法に関する理解を深めました。
 参加した留学生からは「通常は資源ごみであるビニールやプラスチックが,汚れている場合は燃やせないごみとなるなど,分別が複雑で難しい。」「ごみステーションや周辺がよごれていたが,今回皆で清掃しきれいになったので,これからは汚さないように使っていきたい。」などの感想が聞かれました。
 また,清掃終了後には,消火訓練も行われ,消火器の操作方法,火事が起こった場合の連絡方法等について,札幌市北消防署幌北出張所の署員の方から説明を受けました。参加した留学生は皆熱心に耳を傾け,実際に消火器を使った消火訓練では時折歓声を上げながら操作を行っていました。
ごみ分別の指導を受ける留学生 消防署員の方々による消火器操作方法の説明
ごみ分別の指導を受ける留学生 消防署員の方々による消火器操作方法の説明
(学術国際部国際企画課)

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