部局ニュース

みんなの苗,おいしいお米になあれ 
−園児たちが恒例の田植え体験−

 本センター生物生産研究農場では,毎年恒例となっている幼稚園児による田植えが,今年も5月17日(月)に札幌第一幼稚園,19日(水)に本学教育学研究科附属乳幼児発達臨床センターの園児合わせて約150名により行われました。 最初に園児から,どうして稲を水に入れるのか,稲はどうやって大きくなるのか,などの質問があり,担当にあたった職員からお米は太陽と水と土の栄養からできていること,一つの苗から茶碗半分ぐらいのお米がとれること,などの説明を受け,興味深そうに聞いていました。
 その後裸足になって田んぼに入った子供たちは,最初は恐る恐る足を水につけていましたが,次第に歓声を上げてはしゃぎまわり,どろんこになって田んぼの感触を楽しんでいました。
 時折肌寒い風の吹く中,元気いっぱいに苗を植え終えた園児達は,秋の収穫期にまた訪れることを約束し,大きな声でお礼とお別れの挨拶をしたあと,新緑のポプラ並木を後にしました。
 生物生産研究農場は,水稲面積110aを有し,主に「きらら」と「ほしのゆめ」を栽培していますが,実り豊かな秋を迎えられるようその出来栄えを,職員一同大いに期待しているところです。
田植え体験をする園児たち 田んぼの水,冷たーい!
田植え体験をする園児たち 田んぼの水,冷たーい!
(北方生物圏フィールド科学センター)

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