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北海道大学予科記念碑が寄贈される

 事務局前に「大志を抱いて」と刻まれた石碑が設置されました。これは,明治40年札幌農学校が東北帝国大学農科大学に昇格したときにその大学の予科として発足し,昭和25年の新制大学の発足に伴い43年の歴史を閉じた「北海道大学予科」の記念碑です。
 この北海道大学予科記念碑は,札幌農学校から引き継がれた予科の伝統と足跡を記念し,合わせて本学の大いなる発展を祈念して,かつての予科生と多くの有志からの醵金(きょきん)によって建立され,本学に寄贈されました。
 6月4日(金)に行われた「北海道大学予科記念碑除幕式」では,予科記念碑建立期成会会長の有江幹男第12代学長のあいさつの後,石碑を取り囲んだ約170名の予科出身者により序幕が行われ,当日不在の中村総長に代わって佐伯副学長のあいさつ,黙とう,都ぞ弥生の斉唱と式典は滞りなく行われました。
 上部マントルを構成する主要な岩石である「かんらん岩」を使用した記念石碑に刻まれた「大志を抱いて」の文字は,かつて,予科のあった事務局前庭で法人化となった本学にエールを送っています。
北海道大学予科記念碑
北海道大学予科記念碑
(総務部総務課広報室)

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