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国際協力機構との連携協力協定を締結

 4月12日(火),本学と独立行政法人国際協力機構(JICA)は,開発途上国への国際協力の促進及び国際協力に資する人材の育成を目的として相互の協力が可能な分野において連携を推進するため,連携協力協定を締結しました。
 JICA本部で行われた調印式では,双方の関係者が見守る中,中村睦男総長と緒方貞子JICA理事長により協定書に署名が行われ,本学で初めてとなる国際協力の分野での連携協力協定が締結されました。
 協定では,従前から個別に協力している研修員の受入れ,専門家の派遣及び青年海外協力隊への参加支援のほか,国際協力関係授業への講師派遣,人的交流,施設の相互有効利用及び海外での連携協力事業などを連携の対象とし,本学及びJICAの代表者10名で構成する協議会を設置して,具体的な事業について定期的に協議することとしています。
 この協定締結を契機に,全学的・組織的に国際協力への対応を図り,本学が長年積み上げてきた国際協力の実績を基礎として,「持続可能な開発」をはじめとする人類が直面している喫緊の諸課題の解決に向けて,一層積極的な国際貢献を果たすことが期待されます。

(学術国際部国際企画課)

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