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平成17年度医学教育等関係業務功労者表彰
本学から2氏が受賞

 本年度の医学教育等関係業務功労者として,本学から北海道大学病院主任看護助手 宮ア則子氏,北海道大学病院主任臨床検査技師 清水義コ氏の2氏が表彰され,平成17年11月21日(月)ホテルフロラシオン青山において,表彰式が行われました。
 この表彰は,文部科学省が毎年,医学又は歯学に関する教育・研究若しくは患者診療等の補助的業務に従事し,顕著な功労のあった方々に対して行うものです。
 2氏の表彰に当たっての感想を紹介します。
(総務部広報課)
○宮 ア 則 子(みやざきのりこ) 氏○宮 ア 則 子(みやざきのりこ) 氏
(北海道大学病院主任看護助手)
 この度,医学教育等関係業務功労者として表彰される事を,看護部長さんよりお話しいただいた時に「私でいいのですか」と聞き返してしまいました。「何で」「何をしたのか」という考えが頭をよぎり,27年前6時間パートとして採用されてから,いろいろな事に出会いながらも今まで仕事を続けてこられたのは,上司の方,諸先輩,同僚,患者さん,多くの人たちが支えてくださったお陰だと思っています。その時,その時を精一杯仕事をしてきただけで,よもや功労賞をいただけるとは思ってもみませんでした。
 現在ポーター業務として,一日中患者さんの搬送をしています。毎日忙しいのですが,上司,同僚に恵まれ楽しく仕事をしています。お陰様の気持ちを一層強く感じ,多くの人に支えられ仕事を続けられている事に,改めて感謝の思いを深く致しております。
 最後になりましたが,表彰に際して御尽力下さいました看護部長さんを始め関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。有難うございました。

(北海道大学病院)


○清 水 義 コ(しみずよしのり) 氏○清 水 義 コ(しみずよしのり) 氏
(北海道大学病院主任臨床検査技師)

 もうそろそろ定年を迎える為(ため)の準備をしようと思っていた所,今年度功労賞の受賞に決まったと連絡があり,思いはうれしく,又,なぜ自分がという気持ちでした。表彰式の会場で名前を呼ばれ,神妙な面持ちで受賞しました。祝辞の中で,これからの若い人への技術の伝達と教育そして育成に,今後も力を貸してほしいとのお言葉を頂きました。今更ながら大いに考えさせられる事であり,団塊世代のガンバリを,まだ継続せよとのことでしょうか。
 思い起こせば昭和43年に就職し,種々の検査業務に従事しました。日進月歩の検査業務には覚えなければならない事も多く,いつも新鮮な気持ちで学びました。特に検査方法については用手法から自動分析機への変換時期にあたり,大量検体の多数項目を短時間で処理し,検査結果を短時間かつ正確に報告する事ができるようになり,診療に役立ってきたと思っています。
 本年9月5日,北海道大学病院検査部はISO15189に基づく認定施設として,日本で初めて認められました。これからも診療支援部の一人として,信頼を得られる検査結果を出せるよう,日々,努力をおしまない所存です。
 最後に,これまでご指導いただいた諸先輩,諸先生,同僚の皆様,お世話になりました多くの方々に心からお礼を申し上げます。

(北海道大学病院)


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