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総合博物館セミナー「深海魚類探査:北極海と南極海における近年の調査から」

 総合博物館では12月3日に「深海魚類探査:北極海と南極海における近年の調査から」と題したセミナーを開催しました。
 講演者のM.エリック・アンダーソン博士は南アフリカ水圏生物多様性研究所の主席研究員であり,深海性魚類の分類学に精力的に取り組んでいる著名な研究者です。平成17年10月18日に当館の客員研究員として来日し,平成18年1月20日まで函館キャンパスで研究を続ける予定です。アンダーソン博士は30年以上にわたり,深海調査艇「アルビン号」や「ミール号」での調査をはじめ,多くの深海調査に参加してきました。セミナーでは主に北極海と南極海の深海魚類相の類似点と相違点が紹介されたほか,これまで参加された他海域での調査についても講演いただきました。
深海魚 アンダーソン博士
深海魚 アンダーソン博士
(総合博物館)

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