経済学研究科で北海道大学・北洋銀行・ニトリ共同セミナーを開催 　経済学研究科では去る１月７日（土），学術交流会館大講堂において，「『北海道の時代･･･改革元年』−頑張る経済，勝ち抜く経営，誇れる文化−」と題して北海道大学と北洋銀行，ニトリの共同セミナーが開催されました。 　はじめに，中村総長から北海道や日本の未来に向ける北大でのバイオ・ハイテク技術開発を力強く語るあいさつがあり，引き続き，高橋はるみ北海道知事が「北海道経済の再建に向けて〜頑張る北海道企業」と題し，本道のあふれる潜在力を生かした経済活性化への道民の決意と自信を持った行動の重要性を語る基調講演が行われました。 　次いで，井上研究科長がコーディネータを務め，北洋銀行の高向巖頭取が北海道・日本経済，（株）ニトリの似鳥昭雄社長が北海道企業の経営，林美香子フリーキャスタが北海道の文化を話題の中心としたパネルディスカッションが行われました。各パネリストは初夢，抱負を述べた後に，独自技術で伸びている北海道企業のさらなる育成をめざした金融制度面からの応援といった起業家へのエール，北海道から日本の企業となるための経営者へのアドバイス，食文化と観光の融合などの提案が行われ，最後に，これを契機として一人一人が企業家精神を発揮してゆくという意識改革が必要である，と締めくくり閉会しました。 　当日はあいにくの大雪にもかかわらず，約300名の参加者や報道陣がつめかけ大盛況となりました。 あいさつをする中村総長 基調講演を行う高橋はるみ知事 セミナー風景 パネルディスカッション （経済学研究科・経済学部）