部局ニュース

総合博物館で21世紀COEセミナー「サケ科魚類における“雌雄差”の進化」を開催

 総合博物館では1月28日(土)に21世紀COE新自然史科学創成セミナー「サケ科魚類における“雌雄差”の進化−サクラマスを例に−」を開催しました。講師は北大大学院理学研究科COE学術研究員の玉手剛氏で,動物生態学を専門とされています。
 動物では同じ種でも,体の大きさなどが雌雄間で大きく異なる現象が多数報告されています。例えば,ゾウアザラシの雄は雌の数倍の体重を持つことで有名です。このような“雌雄差”はどのようにして生じたのでしょうか。セミナーではサケ科魚類,特に講師の研究対象種であるサクラマスを例に雌雄差の進化がわかりやすく紹介されました。
サクラマスの雌雄差 セミナーの様子
サクラマスの雌雄差 セミナーの様子
(総合博物館)

前のページへ 目次へ 次のページへ