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総合博物館企画展示「北大樺太研究の系譜」オープニングセレモニーの開催

 総合博物館は2月18日(土),北大創基130周年記念特別企画展示「北大樺太研究の系譜―サハリンの過去・現在・未来」(以下「樺太展」)の公開を記念し,オープニングセレモニーを行いました。
 セレモニーには展示ワーキンググループ委員や企画展の関係者のほか,展示にご尽力いただいた北大スラブ研究センターの原暉之教授,並びに同センター主催の日露シンポジウムで来日中のサハリン国立大学のE・リシツィナ副学長とご一行にも来賓としてご臨席いただきました。
 セレモニーでは最初に当館を代表して藤田館長から関係各位に謝辞があり,北大創基130周年の節目に「樺太展」を開催できることは大変光栄であり,脈々と流れる大学の歴史を今後も積極的に紹介していきたいと意気込みを述べられました。続いて原暉之教授とE・リシツィナ副学長からご祝辞をいただきました。今回の「樺太展」で21世紀COE「スラブ・ユーラシア学の構築」と初の共催を実現した当館にとって,スラブ学という視点からのお二人のご祝辞は,異分野の研究領域との協力関係が今後の博物館活動に欠かせないことを再認識させてくれました。引き続き,原暉之教授,E・リシツィナ副学長および藤田館長によるテープカットが執り行われ,「樺太展」が華やかにオープンしました。
 セレモニーの参加者は式典が終わると「樺太展」会場を訪れ,当館教員や展示ワーキンググループ委員の解説に耳を傾けながら,熱心に展示資料等を見学していました。

テープカットの様子 展示の様子
テープカットの様子 展示の様子
(総合博物館)

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