北海道大学では,大学のブランドイメージを高めるための広報活動の一環として,コミュニケーションマークを新たに作成しました。このマークは,本学の特徴を積極的に情報発信するために北大オリジナルグッズに付して使用するものです。マークの作成については,平成17年2月に包括連携協定を締結した(株)電通北海道に依頼し,著名なグラフィックデザイナーで数多くの優秀な作品を手がけている佐藤卓氏にデザインしていただきました。
コミュニケーションマークは,本学が今年で130周年を迎えることから,北大の位置を中心に北海道を130度回転させた軌跡をデザインしており,回転が知恵(IDEA)を,回転による軌跡が知識(KNOWLEDGE)を表したものとなっています。
このマークを商標登録して使用することで,本学の関連商品の製造元と商標使用許諾契約を締結し,商標の使用料を徴収することが可能となります。このマークの使用は北大オリジナルグッズの企画及び販売にのみ使用し,その使用については,当該商品が本学のオリジナルグッズとしてふさわしいのか,また安全性などを勘案して許可することとしています。従来からあるエンレイソウをかたどったシンボルマークは,これまでどおり大学概要,学部案内,レターヘッドなど本学関連の印刷物やホームページに使用するとともに,本学を代表するマークとして学内外の方に親しまれているものであるため,今後もコミュニケーションマークと併せてオリジナルグッズにも使用していきます。
4月26日(水),このマークの制定についての記者会見が,中村睦男総長,逸見勝亮理事・副学長,佐藤卓氏,夏目祝夫(株)電通北海道代表取締役社長が出席し,本学第1会議室で行われました。冒頭で中村総長から,今後このコミュニケーションマークを活用し,北大のイメージアップと情報発信を図っていきたいとのあいさつがあり,その後,佐藤氏から,マークのコンセプトについての説明がありました。
このマークを使用した商品の第一弾として,5月23日(火)に交流プラザ「エルムの森」にオープンした「エルムの森ショップ」において,オルゴール,ハム・ソーセージ,日本酒・梅酒の販売が開始されました。今後,中高生向けのグッズも含め関連商品を増やし,本学の存在と活動状況を広くアピールしていきます。
|