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水産科学院・水産科学研究院で「教員とTAの合同研修会」を開催

 水産科学院・水産科学研究院では,去る4月24日(月)に水産科学院・水産科学研究院と高等教育機能開発総合センター共催により函館キャンパス及びその近郊の大学院学生を対象としたティーチングアシスタント(TA)研修会が開催されました。函館キャンパスでの開催も5回目となり,教員も参加した「教員とTAの合同研修会」としては4回目の開催となりました。当日は,教員16名,TA予定者79名の参加がありました。
 研修会の前半は,(1)大学教育の基礎(西森教授,高等教育機能開発総合センター),(2)実験実習におけるTAの役割(猪上教授,水産科学研究院),(3)職業としてのTA(栗原助教授,水産科学研究院)の3つのレクチャーで構成されました。大学教育の成り立ちとシラバスの説明,実験実習におけるTAとしての心構え・役割と教員との関係,大学の短時間勤務職員としての留意事項や安全衛生に関する知識を深めました。研修の後半の,(4)教員も参加したグループ(学科やコースごと6グループ)セッションでは,「学科の学習目標と実験・実習内容の関連性」という学習とプレゼンテーションを行い,TA相互あるいは教員とTAの交流を図ることができました。TA候補者の担当する実験・実習が,学科の学習目標の中でどのような位置づけにあるのかを認識することができました。今後のTA業務に役立つと期待されます。本研修会を通して,水産学部教育を行う「教授団」としての「教員とTAの密接な連携」が図られることを願います。
(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)

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